“失敗しない”を“成功する”に近づけるためにできること-当日-
更にできれば~プレゼン・動画・ノベルティ~
ここから書くことは中小企業の初出展時には少しハードルが高いかもしれませんが、できるのであればやったほうがいいことです。
プレゼン
まずプレゼンです。ただ3m×3mブース1小間の広さではブース内でプレゼンをすることは難しいと思います。なので2小間以上のスペースを確保するか、もしくは展示会によっては“出展社プレゼンステージ”が用意されていることもあるので、そういう場を活用しましょう。
プレゼンの何が良いかというとより自社の製品・技術・サービスが伝えたいお客さんに伝わる、ということが良いのですが、それ以前に展示会担当者がプレゼンができるレベルのスキルを持つ、ということに重要な意味があります。
プレゼンは自社の製品・技術・サービスの価値、強みを正しく理解し、それを伝える力を手に入れないことにはやれません。プレゼンを作る過程でどうすれば伝わるかをものすごく考えることになります。このこと自体が大切なんです。プレゼンを経験することで展示会担当者のスキルは確実に上がります。
動画
動画は特に製品がない企業、技術やサービスを出展される企業は活用されると有効です。
※画像は昨年、名古屋のクラウドITビジネスメッセに出展された(株)アーツネットウェーブさんのブース。
例えば商材がサービスの場合はお客さんに「こんなことで困っていたがサービスを活用することでこんなに助かった」というようなことをお話しいただき、それを展示会で流します。こうすることでお困りごとをお持ちの来場者にサービスの良さをわかりやすく伝えることができます。
ノベルティ
ノベルティも用意できるのであればしたほうがいいです。エコバッグを配ると来場者側は展示会でもらった資料を入れるのに助かり、出展社側はそのエコバッグを持った来場者が会場を歩いてまわることで宣伝効果があります。なので私はノベルティにはエコバッグをおすすめします。>>参考:エコバッグハウス
他にも自社の商品名や会社名を入れた文房具は会社に戻ってから使ってもらえるので、会社名を覚えてもらったり思い出してもらったりする効果があります。