オリンピック&コロナに最も翻弄されたであろう展示会
おはようございます^^
中小企業向け販路開拓コンサルタント・展示会活用アドバイザーの大島節子です。
6月に入りました。梅雨の晴れ間のお天気が続いています。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。
ここ数年ずっと情勢に振り回されてるし…
本日6月1日以降も緊急事態宣言は延長されることになりましたが、休業要請の項目は緩和され、商業施設や映画館・劇場など平日は営業できるようになりました。展示会はイベントに含まれるので引き続き5000人以下、収容人数の半分以下という状況は続きますが、6月は元々かなり展示会の予定が入っていたので、これらが急に中止になるような状況にはならなさそうでちょっとホッとしています。
ゴールデンウィーク前に出された今回の緊急事態宣言の影響をモロに受けた展示会と言えば「Japan IT Week 春」です。元々は4月26日から開催予定でしたが、直前に東京ビッグサイトが使用禁止になり、開催2日前の24日(土)に中止を発表。しかし3日後の27日(火)には延期日程が発表され、迅速な対応に感心しつつ、宣言延長による混乱を懸念したものです。
そんな「Japan IT Week 春」、今年だけじゃなくてここ数年ずっと情勢に振り回されてるんですよね…。来場者数と共にここ数年の状況を表にしてみました。
Japan IT Weekは2018年が最盛期で来場者数は10万人超!日本最大規模の展示会でした。前年2017年の来場者数は8万人台なので、ここへ来るまで懸命に育ててこられたんだと思います。出展者・来場者ともに海外の方も多く、国際色豊かな展示会でした。
翌年の2019年はオリンピックによる東京ビッグサイト使用制限につき、前年と同じ規模での開催が不可能になったため、前期・後期にわけて開催する、というイレギュラーなかたちに。
そして2020年、この時期はすべての展示会が中止になりました。リードジャパン社主催の展示会は基本的には中止ではなく延期という措置がとられましたが、Japan IT Weekは元々秋開催もあるので、こちらと合併というかたちに。これは実質中止ですよね。
でもって直近の2021年は直前の東京ビッグサイト使用禁止による大混乱。延期日程はすぐに発表されましたが、会場が本館から青海に変わったので、当然ブース配置も組みなおしになったでしょうし、開催にこぎつけるまで本当に大変だったであろうと推察されます。それでも1万人来場されたことを凄いと思うか、最盛期の1割程度ということを残念に思うか、とらえ方は人それぞれでしょうけど。
Japan IT Weekは6月にリードジャパン社主催としてははじめての完全オンライン開催が決まっています!どんなオンライン展示会になるのか、私も非常に注目しています。
>>Japan IT Weekオンライン
これまでハイブリッド開催の際のオンライン来場者数は発表されませんでしたが、完全オンライン開催となればきっとユーザー数かアクセス数が公表されると思います。その後はものづくり企業とも関係深いオートモーティブも完全オンライン開催が予定されていますからね。Japan IT Weekの状況を見て出展を検討されるところも多いのではないでしょうか。要注目です!
まとめ
今朝の展活タイムズはオリンピック&コロナに最も翻弄されたであろう展示会「Japan IT Week 春」のここ数年の歩みをまとめてみました。
今日もお読みいただきありがとうございます。
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大島 節子
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