オンライン展示会に必要な要素が出揃ってきました

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

今日は午後から雨みたいですね。雨の前独特のしっとり感です。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

オンライン来場・商談サービス始動

先週は9月8日にオンライン開催のテクノフロンティアがはじまり、9月9日にリアル・オンライン併設型の名古屋ものづくりワールド他リードジャパン系の展示会が愛知と大阪で始動しました。いよいよ大手展示会主催会社によるオンライン展示会の時代がはじまり、オンライン展示会に必要な要素が出揃ってきました。

能率協会主催のテクノフロンティアはウェブサイト型。リードジャパンは商談型です。要素を書き出してみると商談型からオンライン商談やチャットの要素を除くとウェブサイト型になるので、商談型に必要な要素を揃えておくとどちらにも対応できそうです。

準備が必要な要素は下記のとおりです。
・動画
・バナー
・会社ロゴ
・出展製品の写真と説明文
・会社概要
・ダウンロード用資料(チラシ・会社案内)
・オンライン対応するためのインターネット環境とデバイス

オンライン展示会を成果につなげるために必要な対策として考えられることを整理してみました。

まずは皆がきちんと情報を入力すること

リアル・オンライン併設型だったリードジャパン系のバーチャルブースについては名古屋ものづくりワールドとライフスタイルweek関西を見ました。まず気付いたのはそもそも情報を入力していない企業が半分くらいいるので、検索が機能していないということです。今回は初の取り組みであり、リアルに対応するだけで手いっぱいだった企業も多かったと思います。今後もこのやり方は続くので次の関西ものづくりワールドではまずは出展社にきちんと情報を入力していただく必要があります。

動画がかなり重要

バーチャルブースの構造的に動画がかなり重要な位置にありました。出展内容がシンプルに伝わるような動画があるかないかで結構差がつくと感じました。

リスクに備える

今回オンライン商談のシステムが上手く動かなくて、アポはあったものの結局、メールと電話でやりとりをした、というような話を聞きました。はじまったばかりの取り組みなので今後もシステムエラーはあると予想できます。なので自前でもZoom等でオンライン対応できるようにしておき、システムが上手く動かなかった場合はそちらに誘導できるように備えておく必要がありますね。

まとめると
1.検索されたときに正しく表示されるようにまずは情報をきちんと入力する
2.わかりやすい動画を準備する
3.システムエラーの際のリスクにそなえておく

今、私たちにできることはこんな感じかな、と思います。やれることからはじめていきましょう。

まとめ

今朝の展活タイムズはオンライン展示会に必要な要素と今やるべき対応についてまとめてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数8,500人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。初の著書『展示会を活用して新規顧客を獲得する方法』好評発売中。