【動画】オンライン展示会続々開催決定!

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

涼しくなりませんねぇ(笑)。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

オンライン展示会2つのパターンが見えてきました

YouTube「展活チャンネル」に新しい動画をアップしました。今回の動画は「オンライン展示会続々開催決定!」です。

先週、8月19日に日本最大級の異業種交流型展示会メッセナゴヤが今年は通常開催を中止し、オンライン開催に切り替えるとの発表があったことで、展活企業さんにとってオンライン展示会がいよいよ自分ごとになってきたようです。最近「オンライン展示会って何やるんですか?」という質問を多数いただいています。

メッセナゴヤの詳細はまだわかりませんが、既に出展企業の募集をはじめているローカルなオンライン展示会の内容を比較すると大体の傾向が見えてきたので、解説してみましょう。

1.リアル展示会が持つ機能をバーチャルに置き換えパターン

今、日本のオンライン展示会において一番注目されているのは10月に開催されるCEATECです。コロナの流行がはじまった頃にいち早くオンライン開催を宣言しました。CEATECがおそらく日本の展示会のお手本・基準になっていくと思われます。

ただ我々中小企業に身近な展示会でCEATECがやっていることを全てやるのは予算的に不可能だと思うのです。何を取り入れ、何を省き、何を何に代替すれば実現可能なのか、その部分を今も関係者の皆さんは知恵を出し合って、やれるかたちを模索されているはずです。

そんな中、ローカルなオンライン展示会としてかなり理想系に近いのが燕三条ものづくりメッセです。こちらは通常は毎年10月に開催される日本海側では最大級のものづくり系展示会です。オンライン開催の概要は企業紹介ページに加え、オンライン商談、出展社プレゼンテーション、PR動画掲載(地域の商工会議所会員は無料で作成)となっています。出展料31,000円でここまでの手厚さに驚きました。

会期は10月22日~23日の2日間。その後、展示会のホームページは半年~1年存続されるそうです。

2.もう1つのホームページパターン

もう一つのパターンの代表格がモノづくりフェアです。こちらは毎年秋に開催される九州地方最大のものづくり系展示会で、九州地域に販路を拡大したい中小企業が大阪からも複数出展される展示会です。

こちらは会期を定めず、10月1日にオープン予定の公式ウェブサイトに企業情報を載せる、というかたち。オンライン展示会ではなく、“Onlineダイジェスト”という名称になっています。最大の特徴は日刊工業新聞が主催ということ。こちらに出展すると、何度も日刊工業新聞に掲載をしてもらえるそうです。

出展料は70万円/30万円/10万円の3つ。70万円には日刊工業新聞記者による取材記事が。30万円には動画掲載がついてきます。10万円は基本の企業情報の掲載のみになります。

こちらはそもそもオンライン展示会と名乗っていないこともあり、オンライン商談も出展社プレゼンテーションも付いていません。イメージとしては“ホームページをもう1つ持つ”といった感じでしょうか。日刊工業新聞に何度も載せてもらえることが魅力ですね。

こんな感じで、オンライン展示会は大きく2パターンに分けられるという傾向が見えてきました。メッセナゴヤは1のパターンになると思われます。詳細がわかるまで、またわかってもはじめてのことなので不安は消えないかもしれませんが、ひきつづき展活ではオンライン展示会対応策を発信していくので、必要以上に不安がらず、今できることをやっていきましょう!

まとめ

今朝の展活タイムズはYouTube動画アップのお知らせでした。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数8,500人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。初の著書『展示会を活用して新規顧客を獲得する方法』好評発売中。