オンライン背景の正解を探す旅

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

今日はお天気が崩れてくるようですね。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

オンライン名刺交換できるバーチャル背景

先日、名刺管理サービス「eight(エイト)」に名刺のQRコード付のオンライン商談で使えるバーチャル背景を作成できる機能が追加されたというニュースを見て、これは便利かも!と思い、早速作ってみました。

>>作り方はこちら

eightを使っている人同士だったら、オンライン商談画面にスマホをかざすだけで名刺交換できてしまうので、確かに便利ですね。オンライン展示会でも名刺交換の部分をどう解決していけば良いのだろうと思っていたのですが、これは一つの案として使えそうです。

ただ、デメリットもあります。

上の写真は静止画なのでわりと自然ですが、これが動画になるとやっぱりバーチャル背景って不自然なんですよね。実際の背景は白色なので、よく見ると私の白目の部分が背景になっています(笑)。白いブラウスだとブラウス部分が全部背景になってしまうので、黒に着替えました(笑)。

オンライン展示会で使用する際は、サンプル部品を手に持ってカメラに近づけて解説する場面が多いのですが、そのような場面ではサンプル部品部分がまるっと背景になってしまう、という現象も起こります。グリーンバックにすれば良いじゃないかと言う声もありますが、グリーンバックにしても不自然な印象は残ります。

あと、“eight的なもの”を嫌う層というのが一定数いらっしゃいます。自分だけでなくお客さんの情報までタダで運営会社に渡してしまう、という仕組みに嫌悪感を感じておられるのですね。その気持ちもわかります。

なのでやはり中小企業のオンライン展示会・オンライン商談では実際に展示会用のタペストリーやポスターパネルを設置して、その前でプレゼンや商談をするのが良いのではないか、と思います。

先日のオンラインmini展示会&ものづくり対談では皆さんそうされました。特に展活セミナーで作られたサン樹脂さんとダイワ化工さんのタペストリーはやっぱり良いですねぇ~!

これからも続々と新しいサービスが出てくるでしょうし、その都度実験と検証を繰り返していくことになるのでしょうね。オンライン展示会における名刺交換、そしてバーチャル背景の正解を探すたびはまだしばらく続きそうです。

まとめ

今朝の展活タイムズはオンライン商談で使えるかもしれないサービスをご紹介しつつ、正解を探す旅の途中経過をお届けしました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数8,500人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。初の著書『展示会を活用して新規顧客を獲得する方法』好評発売中。