展示会ブースの設営にかかる時間

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

幕張でむかえる2日目の朝。昨日は11月後半とは思えない暖かさでしたが今日はグッと寒くなりそう。そんな明けてゆく幕張から今朝は展活タイムズをお届けします。

ずいぶん手際よく設営できるようになりました

昨日11月19日は幕張メッセでプラントショーに出展されるケイ・エイチ工業(株)さんのブース設営のサポートでした。

プラントショーとは2年に一度開催される工場のプラント(設備)に関する専門展示会で通常であれば東京ビッグサイトの東ホールが会場なのですが、今年は東京オリンピック関連で東京ビッグサイトが使えないため、幕張メッセでの開催になります。プラントショーのレポにつきましては明日の展活タイムズでお伝えいたします。今日は設営について書きたいと思います。

会場に着いたときはこんな状態でした。

約2.5時間後にはこうなりました。

展示会ブースの設営にかかる時間は企業によって様々で、早いところはめっちゃ早いですし、遅いところは本当に遅いです(笑)。慣れによるところが大きいのですが、時間がかかる/かからないのポイントを解説していきましょう。

搬入

最初のポイントは搬入です。搬入を自社の車でやるかヤマトのJITBOXというサービスを使うかで1時間くらいの差が出ます。自社の車を駐車場に停めてそこから台車で搬入するとなると荷物を運ぶだけでも1時間くらいはかかりますが、JITBOXなら当日ブースに行けばもう荷物が届いている状態なので、まずここで1時間の差がでます。

カーペット

次にカーペットです。カーペットを主催者側に依頼するか、自分で施工するかの違いです。依頼をすると2万円くらい。自分で施工すると1万円弱です。施工といっても両面テープで貼るくらいなので、難しい作業ではありませんが、なかなか面倒で時間もかかります。ここでも1時間弱ほどの差がでます。

照明

照明を借りるか自社で施工するかの違いも大きいです。ケイ・エイチ工業さんは社長自作のライティングシステムをお持ちなので自社で施工します。このために必須のアイテムは脚立です。照明をセットしていくだけの作業ですが、これも1時間程度かかります。

壁面

壁面装飾をタペストリーにするとS字フックでつるしていくだけなので簡単です。壁面の使い方も企業によって様々ですよね。

展示品

一番時間がかかるのはやはり展示物でしょう。小さい加工部品をたくさん並べる企業はここが大変ですよね。逆に機械などを展示される場合はメインの機械をドーンと置けば終わりなのでどういう展示物を並べるのか、はかかる時間に大いに影響します。

書きながら気づいたのですが、設営にかかる時間を決めるのは“考える時間”ですね。現場に着いてからどう展示しようかと考えていたのではそりゃ時間はかかります。事前に模擬ブースを作り、展示の仕方を決めておけば現場では決めたとおりに淡々と作業をすれば良いだけなので早く終わります。

そんなこんなでケイ・エイチ工業さんのブース設営、今年は2.5時間ほど完成しました。展示会自体のレポや今年のケイ・エイチ工業さんのブースの細かい解説記事は明日以降の展活タイムズでお伝えしますね。

まとめ

今朝の展活タイムズは展示会ブースの設営にかかる時間について考えてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数8,500人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。初の著書『展示会を活用して新規顧客を獲得する方法』好評発売中。