なにはともあれ目的を明確に!

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

少し涼しい朝。今日は雨の一日みたいですね。そんな早朝の大阪から今朝もブログをお届けします。

時間がないからこそ順番が大事です

展示会に出したけど意味がなかった、と言われる方の話をきちんと聞くとほとんどが準備をされていません。一夜漬けで展示会本番をむかえる企業のなんと多いことか! 一夜漬けとは言わないまでも、本番まで時間がないという理由で急ごしらえで作った展示パネルと展示品で展示会を乗り切ってこられた企業さんも本当に多いです。

時間がない、という状況にあるとなんとかしてブースのかたちだけでも整えなければという思いが先走ってしまい、いきなりブースを作り始めてしまいます。それは人間心理として仕方がないのかもしれません。

しかし本番までの時間がない状況であればあるほど順番を守っていただきたいのです。順番とは展示会を作る順番のことです。

上の図のとおり、まずはなにはともあれコンセプトです。誰に何を伝えるための出展なのか、を明確にしてください。

そして次に明確になったコンセプトを元に伝えたい人に伝えたいことが伝わるようなチラシを作成します。このチラシがブースの設計図になります。コンセプトがきちんと伝わるようなチラシが完成させた上でそれをどうブースに割り付けていけばよいのか、という考え方でブースを作っていきます。

この順番を守っていれば、例えブースが装飾的には完成度が低くても伝えたい人に伝えたいことが伝わるブースにはなるので、大きな失敗にはならないのです。

なので展示会本番までに時間がない方こそ、いきなりブースを作るのではなくまずは目的を明確にする作業からはじめてみていただければと思います。

まとめ

今朝のブログはなにはともあれ目的を明確に!というタイトルであらためて展示会を作る順番について書いてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数8,500人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。初の著書『展示会を活用して新規顧客を獲得する方法』好評発売中。