暗い会場での展示会

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

名古屋に来ています。今日は一日雨みたい。そんな早朝の名古屋から今朝はブログをお届けします。

大阪産業創造館の企画展は4階と3階で明るさの差がすごい

8月6日に大阪産業創造館の4階と3階で「分析・計測技術展」「ものづくり試作フェア」という2つの専門展示会が開催されます。これまでも大阪産業創造館で開催される企画展には何度も足を運んできました。テーマがしぼられているため、出会いたいお客さんと出会える確率が高く、それでいて出展料が安いので(2万円程度)大阪の中小企業からの評判はとても良いです。

ただこの会場にはおもしろい特徴があります。ほとんどの展示会が4階イベントホールと3階マーケットプラザの2つのフロアを使って開催されるのですが、この2つのフロアで明るさの差が凄いんです(笑)。

まずはこちら。上の写真は4階イベントホールです。基本的に毎回4階が入口で3階が出口という順路構成になります。4階はご覧のように天井が高く、大きくて明るい照明が設置されています。

1階分階段を降りてくると3階の会場につきます。パッと入った瞬間の印象が「暗っ!!」です(笑)。天井が低く、照明も小さいので本当に暗いです。マーケットプラザは元々展示会がやりやすいようにブースで区切れるようになっています。展示会をするために作られた会場にもかかわらずこんなにも暗いって一体どういう意図があったのでしょうね。はじめて産創館の展示会にかかわったのは2004年のことでしたが当時から謎でしたし、今も謎です。

“色”が持つ力を活用しよう!

そんな産創館の展示会では4階にブースを割り当てられたらラッキーですし、3階になってしまったらあまんじてその暗さを受け入れて出展するしかありません。ただ私、長年産創館の3階の見てきて気づいたことがあるんです。

製造業系の展示会って青色をテーマカラーとしてるところが多いですよね。他の展示会で使用している青色の掲示物をそのまま産創館の3階で使用するとこんな感じになります。こちら展示品の工夫などとても良いブースです。ただ会場が暗いせいで受ける印象も暗いです。

こちらも同じく3階に割り当てられたブースですが、明るく感じませんか? これは色の力です。グレーの壁面を明るい黄色のタペストリーで覆うことで“明るいような印象”を与えているのです。

「この展示会会場、なんか暗いかも?!」と思ったら、事前にできる対策とし明るい色で壁面掲示物をつくるようにすると、色の効果で明るい印象を与えることができます。よかったら覚えておいてください。

まとめ

今朝のブログは暗い会場での展示会での対策として色が与える印象を活用する方法について書いてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数8,500人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。初の著書『展示会を活用して新規顧客を獲得する方法』好評発売中。