伝わるブースの極意がわかる!展示会見学ツアー レポ

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

毎日少しずつ暑くなっていくのを感じますね。朝の爽やかな時間が貴重です。そんな早朝の大阪から今朝もブログをお届けします。

伝わるブースの極意をお伝えしてきました

6月7日(金)インテックス大阪にて大府商工会議所主催の「伝わるブースの極意がわかる!展示会見学ツアー」でした。

大府商工会議所さんでの登壇は今年で3回目。昨年に引き続き展示会見学ツアーのツアコンをしました。(なので登壇という表現はちょっと違いますね。)具体的には私の解説を聞いていただきながら会員企業の皆さんと一緒に展示会会場を歩く、といった内容です。

この日の大阪は梅雨入りの大雨&週末&G20前の大警戒中という悪条件だったのですが、大府市のバスで渋滞を抜けて皆さんインテックス大阪までやってこられました。

今回も会員企業様がパナガイドをいうマイクシステムを貸してくださいました。私が発信機=マイクを持ち、皆さんには受信機とイヤホンを付けていただき、私の声が常に耳に届く状態で一緒に展示会会場を歩きます。

大府商工会議所の皆さんは12月に東京ビッグサイトで開催される国際ロボット展に合同出展をされます。そのため今年の見学先にはサービスロボット開発技術展、産業用ロボット開発技術展などが開催されているこの日のインテックス大阪を選ばれました。ただこちらのロボット展は5号館の半分のみを使用して開催される展示会でこの展示会の見学だけでは時間が余るため、4号館で開催中のKENTEN 建築材料・住宅設備総合展と3号館で開催中の防犯防災総合展も一緒に見学をしました。

実際に解説を聞いていただきながら展示会を見学することで多くの気づきを得ていただけたようです。皆さんの声を一部ご紹介します。

・お金をかけないと良いブースは作れないと思っていたけど、キャッチコピーの言葉選びの工夫などお金をかけなくても伝わるブースは作れるということがわかりました。

・これまでの自社の展示会で結果が出なかった理由はできることを並べているだけだからだとわかりました。今後は問題解決型に変えて結果が出る展示会を目指したいと思います。

・費用がかかるので照明を使っていませんでしたが、実際に照明を効果的に使っているブースと使っていないブースを比較して見ると受ける印象がまったく違いました。今後は照明を取り入れる方向で考えます。

・ロボット展は青色など地味な色を使うブースが多かったけど、建材展・防災展はカラフルなブースが多かった。カラフルなほうの色使いを参考にしたい。

やる気のあるブースとないブースは傍目から見るとこんなに違うのかと思いました。やる気が伝わる接客を心がけようと思います。

・ブースの説明員が笑顔で声かけをしているブースは印象がよかったです。

・素材をそのまま置いても何かわからないので、来場者が身近に感じられるような展示会用の展示品を作る必要があると感じました。

タペストリーは必ず作ります!

・これまでパラペットには会社名を書いていましたが、お客さんにとって大切なのは会社名ではなく何ができるブースなのかという情報なので、これからはパラペットの使い方を変えようと思います。

・モノがない商売なので展示会で何を展示すればよいのか悩んでいましたが、問題解決を見せればいいのだということがわかりました。

他にもいろいろと言っていただきましたが、代表的な感想は以上です。国際ロボット展に合同出展される方も、メッセナゴヤなどの展示会に単独出展をされる方もぜひこの日の気づきをブースに取り入れていただけたらと思います。

大府の皆さんの展示会の成功を応援しています!

まとめ

今朝のブログは伝わるブースの極意がわかる!展示会見学ツアーのレポでした。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数8,500人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。初の著書『展示会を活用して新規顧客を獲得する方法』好評発売中。