問題解決型ブースが多い展示会

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

しばらく初夏の陽気が続きそうな大阪。週末に向けてどんどん暑くなっていくようです。そんな早朝の大阪から今朝もブログをお届けします。

今日からインテックス大阪ではじまる展示会

今日からインテックス大阪では2つの展示会がはじまります。1つは高機能素材week、もう一つは農業week。この2つの展示会、客層はもちろん違うのですが、ブースの傾向もまったく違って両方見学するとおもしろいんですよね。

特に楽しみなのが農業weekです。昨年までは農業ワールドという名前でしたが、今年から農業weekに変わりました。農業weekは農業資材EXPO、次世代農業EXPO、6次産業化EXPOの3つの展示会から構成されており、今年は280社が出展。農業関係者25,000人の来場を予想しています。大阪でこの展示会が始まったのが3年前。私は1年目から毎年通っています。それ以前から関東では毎年秋に幕張メッセで開催されてきました。昨年は幕張開催分も見学をしてきました。

(画像は幕張メッセ)

なぜ農業weekが楽しみなのかというと、問題解決型ブースの割合が非常に高いからです。なぜ農業weekはそんなに問題解決型ブースの割合が高いのでしょうか。これは言葉選びが難しいのですが、出展社の会社規模が来場者より大きいんですよね。

どういうことかと言うと、製造業系の例えば機械要素技術展とかにしても、BtoBtoC型のギフトショーとかにしても、出展社は中小が多くて、来場者は大手が多い。大手とは言わないまでも出展社の規模よりは大きいところからの仕事を求めていることが多い構図です。

しかし農業weekは出展社は大企業やそこそこの規模の企業が多く、来場者は中小や実際に農業をしておられる方が多いです。この構図が無関係ではないと思うんですね。つまり“問題解決”というのはお客様の課題を解決してあげる、というある意味上から目線なところがあるんですよ(笑)。なので自分の会社規模よりも大きいところに向けて出展するタイプの展示会では日本人の謙虚さが悪いほうに働き、問題解決型のブースが多くなりにくいのでは、という仮説を持っています、私(笑)。

あと、まだまだ日本の農業には改善点があって、それを提案できる企業もたくさんある、ということでしょうか。同じくらい問題解決型ブースが多い展示会といえば健康系の展示会なので。

そんな仮説をもって本日、インテックスを見学してこようと思います(^^)。

まとめ

今朝のブログは問題解決型ブースが多い展示会というタイトルで農業weekへの期待について書いてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数8,500人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。初の著書『展示会を活用して新規顧客を獲得する方法』好評発売中。