ブースの伝達力を上げる具体的な方法
おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。
毎日同じような出だしですが、今日も暑いですねぇ。大阪は昨日がPLの花火。週末は淀川の花火。まさに夏真っ只中です。そんな早朝の大阪から今朝もブログをお届けします。
レベルBをAに上げるのはそんなに難しくない
昨日のブログは「ブースの伝達力3つのレベル」というタイトルで中小企業の展示会ブースの伝達力をレベル分けしました。>>昨日のブログはこちら
レベルC:良くない例「イメージブース」
レベルB:よくある例「できることを羅列しただけのブース」
レベルA:良い例「誰のどんなお困りごとが解決できるのか、がわかるブース」
ほとんどのブースがレベルBですが、実はレベルBのブースをレベルAにするのはそんなに難しいことではありません。今日はその具体的な方法を書いていきます。
ケイ・エイチ工業さんの自社開発製品“一発!早出しクン”を例に説明します。この製品は縮尺がわからない図面を見る際に、一箇所の寸法をインプットしてあげると、他の場所は自動計算で実寸を出すことができるものです。
この製品を展示会で伝えようとするとき、何も考えずにできることを羅列しただけだと下記のような表現なります。
これはレベルBです。
これをレベルAの「誰のどんなお困りごとが解決できるのか」が伝わる表現にしようと思うと下記のようになります。
これがレベルA。問題解決型です。わかりやすいようにかなり簡略化していますが、できることを羅列しただけの表現から、どんなお困りごとがどうなるかが伝わる表現に変わっていることがおわかりいただけますでしょうか。
BをAにするためには伝えたい人とその人が何に困っているのか、何を求めているのかを明確にする必要があります。それをするために展活セミナーでは下記のようなシートを書いていただきます。
できればここで一度書いてみてください。書かないまでも自社だったら何を書くか頭に浮かべてみてください。
できましたでしょうか。下の黄色の部分、すなわち「提供できること」と「その根拠となる製品の価値・強み」だけを並べるとレベルBです。
そうではなくこちらの黄色の部分、“誰”と“その人のお困りごと”を前面に出した上で解決策として右側を提示すると問題解決型、すなわちレベルAになります。
まずは「誰に伝えたいのか」「その人は何に困っているのか・何を求めているのか」を言葉すること。それがBをAにするための第一歩であり、全てです。
いかがでしょう。レベルBをAにするのはそんなに難しいではありませんよね? やっぱり難しいでしょうか?(笑)お客さんの困りごとがわからない場合は、ぜひ実際に聞きにいかれるといいと思いますよー(^^)。
まとめ
今朝のブログではブースの伝達力を上げる具体的な方法をお伝えしました。
今日もお読みいただきありがとうございます。
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大島 節子
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