ブースの伝達力 3つのレベル

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

8月に入りましたね~! 相変わらず暑いので早朝時間が貴重です。そんな早朝の大阪から今朝もブログをお届けします。

ブースを伝達力で分けると3つのレベルに分かれます

展示会ブースを“伝達力”でレベル分けするとA、B、Cの3つに分かれます。中小企業のBtoB系の展示会ではブースがどのレベルかによって伝えたいお客様への伝わり方が全く変わってきます。展示会見学に行くときなども、このブースのレベルは何かな?と考えながら見ると研修効果がグッと上がるのでぜひ覚えて置いてください。

まずはレベルC。良くない例から紹介します。

それは会社名やロゴだけのイメージブースです。例えばシャネルやナイキ、それこそトヨタならこれでいいです。誰もが会社名やロゴを見ただけで何をしている会社かわかるので。しかし中小企業がこれをすると何屋かすらわかりません。少なくとも何屋かわかるような表示は必要です。

次にレベルB。良くある例です。

良くある例はできることを羅列しているだけのブースです。全体の80%以上がこれです。商品力が高ければ成約しますが、これは伝達力が高いブースとは言えません。

最後にレベルA。良い例です。

それは誰のどんなお困りごとを解決できるのか、がわかるブースです。これを問題解決型ブースと呼んでいます。

人は自分に関係があることにしか目をとめません。自分に関係があることだと気づかせるためには伝えたいお客さんが困っていること・求めていることを前面に出し、それがどうなるのか、を見せる必要があります。

これがレベルA。全体の5%くらいしかありません。しかし、レベルBのブースをレベルAにするのはそんなに難しいことではありません。明日のブログではレベルBのブースをレベルAにするための具体的な方法を紹介します。

まとめ

今朝のブログはブースの伝達力3つのレベルというタイトルで伝達力が低い順に3つにレベル分けしたブースの違いを書いてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数8,500人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。初の著書『展示会を活用して新規顧客を獲得する方法』好評発売中。