みんな違ってみんないい!

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

晴れてくるのかとおもいきやまた雨がふっている大阪。そんな大阪から今日もブログをお届けします。

「弟の夫」の再放送を見て考えたこと

ゴールデンウィーク中にずっと考えてたことがもう一つあります。きっかけは5月4日に再放送されたドラマ「弟の夫」です。

最近、ゲイが出てくるドラマはすごく多いけどその中でもこの「弟の夫」は傑作です。本放送のときも見ていましたが、今回再放送で見ても本当に良いドラマだと思いました。もしかしたら今まで見たドラマで一番かもしれません。

主人公弥一の双子の弟、涼二はカナダで同姓婚をしますが、病気で亡くなってしまいます。涼二の夫、マイクが弥一の家を訪れるところから物語がはじまります。はじめは同姓愛に嫌悪感を持っていた弥一ですがマイクと共に生活し彼の人柄を知っていく中で、少しずつそれぞれの在り方を受け入れていきます。

マイクを演じているのは元力士の把瑠都なのですが、この把瑠都演じるマイクがすばらしいのです! どこまでも優しくて全てを肯定してくれる大きな人。つい先日、把瑠都は故郷のエストニアに帰国し国会議員を目指すという報道がありました。なのでタイミング的にも絶妙だったんですよね。少し遅かったらマイクを演じることはできなかったわけですから。

今、放送されている土曜ドラマ「おっさんずラブ」もおもしろいです。コメディなんだけどホモを笑う笑いじゃない。構成からはボーイズラブが誕生したころのワクワク感を思い出します。

90年代の半ばごろまで同性愛を扱う物語は悲恋ばかりでした。でも90年代の終わりごろに登場した“ボーイズラブ”という概念は男の子同士でハッピーでもいいじゃない!という革命をもたらしてくれました。それをもじって「おっさんずラブ」なのでしょう。たぶんこのドラマは最後全員が幸せになります。最近は毎週土曜日の深夜を楽しみに生きています(笑)。

少し前にNHKで放送されていたドラマ「女子的生活」は少し角度の違う性的マイノリティのお話でした。主人公のミキは男の子として生まれましたが、現在は女の子の格好をし女性として企業で働いています。でも恋愛対象は女性なんですよね。ゲイではないんです。こういう人もそりゃいますよね。

聞いた話ですが、タイには性別が18種類あるそうです。男、女、ゲイ、レズビアン、バイなどぱっと思いつくものに加え、男装をしている女性を好きな女性、とかその逆とかそういうバリエーションのトータルが18種類あるとか。一説には40種類以上あるともいわれているそうです。

いや、それって性別というか性的嗜好じゃない?とも思うのですが(笑)、とにかくそれだけの種類があってよし、とされているということ。なんかそういう寛大な感じいいよなーと思います。

昨日書いた山口くんの事件も人それぞれの違いを認め合って尊重しあってたら起こらなかったんじゃないかと思うんですよね。そういえば昔、山口くん同性愛者の役演ってたやん!めっちゃ名作やったやん! はぁ…、残念だ。

性的マイノリティの方の存在はSNSが普及してぐっと身近になりました。私のFacebookのお友達にもいらっしゃいます。たぶん公言していないだけで実はそうだという人も含めるとぜんぜん特別ではなくて普通に日常にいるんだと思います。そのうち“マイノリティ”という言葉もそぐわなくなるでしょう。

みんな違ってみんないい!

少しずつだけどそういう社会になってきていますよね。とりあえず「弟の夫」はブルーレイに焼いてこれからも大切に見返します(^^)。

まとめ

今日のブログはみんな違ってみんないい!というタイトルでドラマ「弟の夫」を見てこの連休中に考えていたことなどを書いて見ました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数8,500人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。初の著書『展示会を活用して新規顧客を獲得する方法』好評発売中。