関西物流展2025 レポ

おはようございます^^
自社の問題解決力を見える化し展示会を成功に導く、展示会活用アドバイザーの大島節子です。

昨晩の大雨で今朝はあちこちで桜の絨毯ができていることでしょう。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

物流に関するあらゆる製品・技術・サービスを一堂に

4月9日(水)~11日(金)インテックス大阪にて第6回関西物流展が開催されています。

関西物流展は物流に関する課題を解決するあらゆる製品・技術・サービスを一堂に集まる展示会。今年で6回目の開催になります。主催は経済産業省など国の機関と関西の行政機関、支援団体からなる実行委員会。運営は新東通信という広告代理店。

第1回からの来場者数推移は下記のとおり。
・第1回 2019年11月 21,432人
・第2回 2021年6月 17,497人
・第3回 2022年6月 22,355人
・第4回 2023年4月 24,134人
・第5回 2024年4月 25,300人

2022年に早々にコロナ前を上回っているのですね。生活に不可欠なインフラである物流。にも関わらず課題が山積しているという状況。この展示会の需要の高さが数字にも表れていますね。2025年の来場者数が発表されましたらあらためて追記いたします。

※後日追記
・第6回 2025年4月 26,270人

当日はインテックス大阪の3、4、6A、6Bの4つの館が使用されていました。

<3号館>
・Al・loT/情報システム・ソフトウェア

<4号館>
・保管・輸送・3PL
・パレット・コンテナ/保管機器
・梱包・包装

<6号館A>
・搬送/仕分け/ピッキング

<6号館B>
・物流業務支援
・パレット・コンテナ/保管機器
・物流施設・不動産/建設/自治体

豊富なセミナー群から見えて来る業界の課題と解決策

セミナーが充実しているのもこの展示会の特徴です。国や研究機関、大企業による特別セミナーが22本。出展者によるセミナーが100本以上。これらのセミナーのテーマを眺めていると物流業界が抱える課題と解決策が見えてきます。

・2024年問題の現状と次の対策
・法改正(物流関連二法)への対応
・物流DXと自動化
・サステナブル物流へのシフト
・共同物流の可能性
・物流効率化と人材育成

これらの課題の明確化とそれに対する解決策。具体的にはDX、自動化、サステナビリティ、連携強化などがセミナーとブース展示の両方で提示されていました。

抜群のアクセスサービス

こちらの展示会はアクセスに対するサービスがピカイチでした。コスモスクエアからの無料循環バスがなんと5分に1本!そして屋上駐車場と中ふ頭駐車場は駐車料金が無料!年間、何十回もインテックス大阪に来ていますが、確実にナンバーワンでした!さすが物流のプロ!

一方、受付は旧式。紙の招待状に名刺を3枚添えて受付をします。事前に招待状にあるアンケートに答えておくスタイル。にも関わらず、結構な人数が受付の順番がまわって来てから記入。そのため受付は大混雑でした。最近は事前に来場登録をし、入場証を印刷してくるタイプがほとんどなので久しぶりにこんなにも混雑した受付を見ました。

まとめ

今回、こちらの展示会を見て感じたこと。それは物流は私たちの生活や経済活動を支える重要なインフラであり、その持続可能性は社会全体の課題であるということ。荷主、物流事業者、消費者、それぞれの立場で何ができるか、考えるきっかけとなる展示会だったと思います。今後も注目していきたいです!

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数8,500人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。初の著書『展示会を活用して新規顧客を獲得する方法』好評発売中。
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