メディカルジャパン大阪2025 レポ

おはようございます^^
自社の問題解決力を見える化し展示会を成功に導く、展示会活用アドバイザーの大島節子です。

久しぶりにちゃんと晴れそうな空。寒くなる予報。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

医療・介護・ヘルスケアの総合展

3月3日(水)~5日(金)インテックス大阪6号館A・Bにてメディカルジャパン大阪が開催されています。

メディカルジャパン大阪とは医療・介護・ヘルスケアの総合展。病院EXPO。介護・福祉EXPO。健康サポートEXPO。クリニックEXPO。次世代薬局EXPO。感染対策EXPO。医療DX・IT EXPO。以上7つの展示会で構成されています。

ここ数年の来場者数推移は下記のとおり。
2020年 8,177人 (412社)
2021年 9,639人 (376社)
2022年 6,586人 (367社)
2023年 8,254人 (261人)
2024年 9,832人 (287社)

以前は医療機器開発展やインターフェックスと同時開催だったこともあって、私が記録している中では2017年開催時は29,311人が来場する展示会でした。

今年は400社が出展。12,000人の来場を予定しています。来場者数が発表されましたら追記します。

今年特に目立ったテーマ

昨年・一昨年は1月にJapan IT weekと同時開催されていたこちらの展示会。今年から3月開催になりました。1月開催だとインフルエンザの流行時期と重なり、病院関係者が来場しにくいという事情があるとか。

会場の雰囲気としてはほどよく人が多い感じ。強引な客引きなどはなく、お行儀のよいブースが多いです。病院や介護施設の問題解決を謳うブースが多いので、問題解決型で伝達力の高いブースが多いのも特徴です。

目立つのはソフトの展示。DXやAIで病院や介護現場の業務を効率化するサービスが多かったです。手袋やおむつなどハードの展示は海外ブースが多かったですね。出展社・来場者ともに外国人は結構多かったです。

セミナーを受講しました。タイトルは「電子処方箋と生き残るための薬局DX」。前半の講師は厚生労働省の竹中氏。電子処方箋の普及と補助についてのお話でした。後半は(株)カケハシの中尾社長。薬局にAIを取り入れることで適正な在庫管理ができるそう。現在、電子カルテは6割弱。電子処方箋は1割程度しか普及していません。電子処方箋が広まることで得られるメリットと課題について、勉強になる話を聞くことができました。

来年のメディカルジャパン大阪は?

来年のメディカルジャパン大阪は同じ時期に4・5号館で開催されるようです。このサイズのモニター掲示板ははじめて見たように思います。いつものアナログ掲示板と比べると半分以下のサイズなので視認性はあまりよくないですね。展示面積は約2万㎡→13,000㎡になるので縮小開催ということでしょうか。

今後もますます少子高齢化は進むので、病院・介護・ヘルスケアは注目の業界です。来年も開催されるということで、今後も注目していきたいです。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数8,500人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。初の著書『展示会を活用して新規顧客を獲得する方法』好評発売中。