愛知県 新パートナー・新事業創生展示会 レポ

おはようございます^^
自社の問題解決力を見える化し展示会を成功に導く、展示会活用アドバイザーの大島節子です。

東京都八王子市に来ています。ちょうど良い涼しさの良いお天気。そんな早朝の八王子から今朝は展活タイムズをお届けします。

トヨタ自動車(本社)サプライヤーズセンターでの展示会

10月3日(木)14日(金)は新パートナー/新事業創生展示会でした。

新パートナー/新事業創生展示会は愛知県が主催する展示会。会場はトヨタ自動車本社内のサプライヤーズセンター。愛知県の選りすぐり47社が出展しました。

公式の案内は下記のとおり。

愛知県内に本社所在地/製造・研究開発拠点を有する中堅・中小自動車サプライヤー47社が、『電動化のトレンドで求められる新技術・新工法・新製品』をご提案します。

8月にこちらの展示会の出展社向けサポートセミナーを担当させていただきました。(その時は“新技術・新工法展示商談会”という名称でした。)

>>セミナーの様子はこちら

トヨタグループの開発担当が対象者と聞いていましたが、そうでなくても入れていました。なので来場者数は600人とのことでしたが、それよりも多かったのではと思います。

会場内は写真撮影厳禁

会場内の写真撮影は一切禁止でした。通常、自社ブースくらいは撮影しても良いのですが、それも禁止。記録や確認のためにどうしても撮影したい場合は運営に立ち会ってもらう必要があります。なのでSNSにも一切投稿が流れてきませんでした。

写真でお伝えできないので、できるかぎり文章でお伝えをしてまいります。ブースはいたってシンプル。幅900mm×高さ2100mmの背面パネルが2枚と幅1800mm×奥行450mm×高さ700mmの会議テーブルが二つで奥行900mmの展示台を作成。これのみです。

背面パネルにはA1サイズのパネルを3つ掲示できます。その中の1枚は規定のフォーマットでなければなりません。従来の工法と出展技術の違いを明確に掲載する必要があります。残り2つのA1パネル(ポスター)は出展企業が自由に選んで構いません。なのでA0横1枚でもよかったのですが、皆さんA1縦2枚でされていました。

過去に東北や中国地方で開催された際の写真も見ました。そちらは規定フォーマットのみの簡素なブースもありましたが、愛知県では事前のセミナーでしっかりとお伝えしたからか、皆さんかなりしっかりとブースを作っておられました。

展示台用の会議テーブルは提供される白布で覆ってもよいのですが、こちらも自社オリジナルのテーブルクロスを持ち込んでおられるところが多かったです。

まとめ

今回一番印象に残ったのは来場者の見学姿勢です。47社しか出展していないということ。その全社が基本的には新技術を展示しているということで、1つ1つのブースを丁寧に見ていただけていました。動線が一方通行で、必ず全ブースの前を通る仕様になっていたのも効いているかと。

なので大型展示会のようにパッと見て何かわかることの重要度は低め。視認性にこだわるよりも、本当に必要な技術であることが大事。商品力と伝達力で言うと、より商品力が大事な展示会でした。

個人的にははじめて豊田市トヨタ町1番地に入れて楽しかったです。世界のトヨタの中心はあんな感じになっているのですね…。

今朝の展活タイムズは新パートナー新事業創生展示会のレポでした。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数8,500人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。初の著書『展示会を活用して新規顧客を獲得する方法』好評発売中。