ものづくりワールド大阪2024 レポ

おはようございます^^
自社の問題解決力を見える化し展示会を成功に導く、展示会活用アドバイザーの大島節子です。

今日と明日はお天気が悪いようですね。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

ものづくりにアイデアと新たなワクワクを

10月2日(水)~4日(金)インテックス大阪にてものづくりワールド大阪が開催されています。

ものづくりワールド大阪とは西日本最大級の製造業の展示会。毎年この時期に大阪で開催。今回で27回目。IT、DX製品、部品、設備、装置、計測製品などを扱う企業が世界中から出展します。

構成展は
・機械要素技術展
・設計・製造ソリューション展
・ヘルスケア・医療機器開発展
・工場設備・備品展
・ものづくりAI/IoT展
・次世代3Dプリンタ展
・計測・検査・センサ展
・製造業DX展
・ものづくりODM/EMS展
の9つに
今年から
・製造業サイバーセキュリティ展が加わり合計10になりました。

ここ数年の来場者数推移は下記のとおりです。
2019年 40,071人
2020年 17,256人
2021年 16,906人
2022年 27,162人
2023年 31,627人

コロナ前は4万人を超える巨大展示会でした。しかし昨年は随分回復したものの最盛期の8割程度の来場者数でした。今年の結果が発表されたら追記をします。

今年の傾向と来年以降の変化

会場を歩いていて感じたのはDXやAI、自動化などのエリアが賑わっているのに対して部品加工エリアが寂しいこと。ほんの10年前はものづくりワールドといえば機械要素技術展だったのですがね…。

来年も同じ時期に同じ規模で行われる模様。新たに「スマートメンテナンス展」が加わり構成展は11になるようです。

3階ではEDIXが時期を移動し開催

今年の変化と言えば6号館C、DでEDIX教育総合点が開催されていたこと。毎年6月に開催されていましたが、この時期に移動したのですね。

ここ数年の来場者数推移は下記のとおりです。
2019年 9,318人
2020年 中止
2021年 6,032人
2022年 6,297人
2023年 5,324人

昨年は6月に6号館Aで開催されたのですが、来場者数は減少傾向なのですね。今年は6号館C、Dということで展示面積は増えていますが、3階での開催がどう影響するのでしょうか。個人的には問題解決型ブースが多くて好きな展示会です。こちらも今年の来場者数が発表されたら追記します。

まとめ

残念ながらものづくりワールドにおいて部品加工というテーマは年々寂しくなっていく傾向です。ではどうするのか?
・出展するものを変える?(商品力の向上、新たな商品力の創出)
・見せ方を変える?(伝達力の向上)
・出展する展示会を変える?(マーケットを移動する)
・展示会以外の販路開拓を進める?(マーケットを変える)
・同じことを続ける?(いずれは希少価値になるかも)

どれもやってみないとわからないですよね。他社がやって上手くいったことが自社にも当てはまるとは限りません。うちにはどんなやり方が合うのか。まずは小さく試して小さく失敗して経験を重ねながら探っていくしかないんじゃないかな、と個人的には思っています。

今朝の展活タイムズはものづくりワールド大阪2024のレポでした。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数8,500人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。初の著書『展示会を活用して新規顧客を獲得する方法』好評発売中。