展示会ブース解説@東三河5市さん

おはようございます^^
自社の問題解決力を見える化し展示会を成功に導く、展示会活用アドバイザーの大島節子です。

急に気温が下がって活動意欲が増しています。駅から遠くても歩くぞ!とか(笑)。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

Japan Robot weekに企業誘致ブースを出展

9月18日(水)~20日(金)東京ビッグサイトで開催されたJapan Robot week。こちらの展示会に出展された東三河5市さんのブースを解説します。

東三河5市さんの正式名称は「東三河5市企業誘致推進連絡会議」。構成は愛知県東部にある豊橋市、豊川市、蒲郡市、新城市、田原市の5市。全国から工場や物流倉庫などの誘致を目的に結成されたチームです。これまでも展示会を活用して企業誘致活動をしてこられましたが、ブースの伝達力を更に上げるためコンサルティングを依頼いただきました。

最大のテーマは「パッと見て何のブースがわかること」。そこを目指して本番までに3回訪問させていただきました。

>>1日目の様子はこちら
>>2日目の様子はこちら
>>3日目の様子はこちら

「パッと見てわかる」を目指して

1日目は出展コンセプトを明確にするワークを実施。企業誘致が目的ではあるのですが、市によって少しずつ異なる本当の目的をすり合わせ。皆が納得のいくコンセプトを練りました。

最終的に
・アクセスが便利な拠点を求めている
・安心して進出したい
・多様なニーズに対応してほしい
・安定した雇用を確保したい
以上4つの問題解決を掲示したブースにすることに。

このコンセプトを表すキャッチコピーとして「工場・物流用地をお探しの方へ 土地もオフィスもビジネスチャンスも」をメインに採用。サブとしてパラペットには「机1つのオフィスから20ヘクタールの工業用地まで」。側面の縦書きタペストリーには「市役所が企業進出を全力支援!」という言葉を採用しました。

出来上がったコンセプトをタペストリーとパラペットで表現。こちらのデザインは展活ではおなじみの犬山印刷さんです。既存の自立式看板とテーブルクロスを合わせて訴求力バグツンの展示会セットが完成しました。特に縦書きの“市役所が”の部分が遠くからも視認でき、アイキャッチの役割を果たしていたのが良かったです。

実際、これまでとは来場者の反応は変わったそうです。当初の目的「パッと見て何のブースがわかること」は晴れて達成されました。今後も5市で長く活用していただける展示会セットとなったことと思います。

まとめ

今回の支援は今まで扱ったことのないテーマでした。関わる人の数も多かったので、私の知らないところで膨大な調整が行われたのだと思います。しかし5市の皆さんが前向きで真摯に取り組んでくださったことで、最終的に良いブースが完成しました。

今後も製造業や物流業が多く集まる展示会でお目見えすることになると思います。見つけたらぜひお立ち寄りください。

今朝の展活タイムズは東三河5市さんによる企業誘致ブースの解説でした。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数8,500人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。初の著書『展示会を活用して新規顧客を獲得する方法』好評発売中。