展示会ブース解説@三宝化成工業さん

おはようございます^^
自社の問題解決力を見える化し展示会を成功に導く、展示会活用アドバイザーの大島節子です。

今年はいまだに冬布団で寝ています。この時期にまだ冬布団ってはじめてかもしれません。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

高機能素材weekに6m×6mの施工ブースで出展

5月8日(水)~10日(金)インテックス大阪で開催された高機能素材week内のサステナブルマテリアル展に出展された三宝化成工業(株)さんのブースを解説します。

三宝化成工業さんとは大阪本社と全国に8つの事業所を持ち、食品包装に関わるトレー、カップ、フィルム関連等の包装資材、 各種省力機器含む包装機械の製造販売を行っておられる会社です。昨年のMOBIO展活に参加いただいたことをきっかけにサステナブルマテリアル展の出展をサポートさせていただくことになりました。

2月6日に全国の支店をオンラインでつなぎ展示会基礎講座を開催。その後、大阪支店に複数回通って展示会作りのお手伝いをしてまいりました。三宝化成工業さんはプラスチックのトレーやカップ、フィルムシート、更に成形機械の販売など取り扱っておられる商材が多い会社なので、まずは「何を出展するのか」を決めるところからスタート。サステナブルマテリアル展の客層を考慮しチームで意見を出し合って“環境対策プラスチックシートLOOPLA”を出展することに決まりました。

“環境対策プラスチックシートLOOPLA”とはエコマーク取得可能なリサイクルPETです。LOOPLAにできる問題解決とは?をテーマにコンセプト明確化ワークを行い、出展コンセプトを作成。コンセプトを反映したチラシはこのようなかたちで出来上がりました。

・中身が美しく見えてほしい
・不衛生だと困る
・輸送中に割れると困る
このようなお困りごとをお持ちのメーカーや物流企業の開発・購買担当者さまに向けてLOOPLAをご提案することで解決できることを表現。裏面はなぜその解決ができるのかの根拠が示されています。

このチラシを元に完成したブースがこちら。

展活コンサルティングでこの規模の施工ブース(6m×6m)を扱うのははじめてでしたが、施工会社さんがこのように仕上げてくださり、ストレートに問題解決が伝わるのに、きちんとかっこいいという絶妙なバランスの問題解決型ブースが実現しました。

3方向から出入りできる6m角ブースならではの特性を活かしつつ、会期中はこのようににぎわうブースとなりました。アフターフォローはこれからにはなりますが、すぐにほしいというような話も複数あったそうです。

今回のケースは私にとってもブースの規模・会社の規模ともに初チャレンジだらけでした。おかげさまで組織の中で展示会を作っていくという経験をさせていただきました。三宝化成工業さんの次の出展はTOKYO PACK2024(東京国際包装展)。こちらは更に巨大な規模での出展になるそうです。どのようなブースになるのか楽しみです。

まとめ

今朝の展活タイムズは三宝化成工業さんの展示会ブース解説でした。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数8,500人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。初の著書『展示会を活用して新規顧客を獲得する方法』好評発売中。