奥行が30cm浅いブースへの対応策

おはようございます^^
自社の問題解決力を見える化し展示会を成功に導く、展示会活用アドバイザーの大島節子です。

暖かな良いお天気が続きましたが、今日は夕方から崩れて来る予報。いよいよ本当に桜も終わりですね。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

奥行2.7mとかやめてよ~(泣)

展示会ブースの1小間で一番ベーシックなサイズは間口3m×奥行3m×高さ2.7mです。なので、そのサイズに合わせて壁面装飾用のタペストリーを制作し、使いまわしておられる企業さんが多いです。なのに最近、RX JAPAN系の展示会は奥行2.7mに変わったのですか? 先日見学したものづくりワールド名古屋では奥行3m対応のタペストリーを30cm余らせているブースを複数見ました。私が把握している他のRX JAPAN系の今後開催される展示会も奥行2.7mなので今後は2.7mに統一されるのかもしれません。

困りますねぇ~(泣)なぜ、そんなことするの? おそらくですが奥行2.7mにして全体を30cmずつ縮めることで展示会会場に入るブースの数を増やすことができるからだと思われます。パッと見た目では30cmブースの奥行が浅くても何も変わりませんが、3m対応のタペストリーを使いまわしたい企業側にとってはなかなかメンドクサイ問題です。

ぶつくさ言っていても仕方がないので対応策を考えてみました。

1.70cm幅対応のタペストリーを新たに作る

3m対応のタペストリーといっても、展活では大きな1枚モノではなく、1m対応のタペストリー3枚で制作するようお伝えしていますので、ほとんどの企業さんは1m対応のタペストリーを3枚お持ちですよね? なのでその中の1枚を今回はあきらめ、70cm対応のタペストリーを新たに作ると、見た目は一番美しく収まる対応ができます。通路側に縦書きキャッチコピーを配置するという方法は遠くから認識されやすくなるのでオススメです。

2.少し重ねて配置する

1m対応のタペストリーをそのまま3枚使用する場合は通路側にはみ出すわけにはいかないので、少し重ねて使用することになります。先日のものづくりワールド名古屋でもそのかたちで対応されているところが多かったです。重なる部分は数センチづつなのでメッセージがまったく伝わらなくなるというようなことはありません。ただ、見た目は多少ブサイクにはなります。精度にこだわるものづくり企業さんにとっては収まりが悪いのってものすごく気持ち悪く感じられるとは思いますが…(泣)。

会場に行ってタペストリーを設置してみてから奥行2.7だったと気づいた、という状況が一番ダメなので、ブースサイズは変わることがあるということを頭に置いたうえで、毎回確認するようにしましょうね。あらかじめわかっていたら対応する方法はありますので。

まとめ

今朝の展活タイムズは奥行きが30cm浅いブースへの対応策について考えてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数8,500人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。初の著書『展示会を活用して新規顧客を獲得する方法』好評発売中。