申込開始10分で完売する展示会

おはようございます^^
自社の問題解決力を見える化し展示会を成功に導く、展示会活用アドバイザーの大島節子です。

今日・明日は寒くなるようですね。そんな大阪から今日も展活タイムズをお届けします。

日本一申し込みの難しい展示会復活!

4月20日(木)10時に今年もメッセナゴヤの出展社申し込みがはじまり、今年は何と10分でキャンセル待ちになりました。

コロナ前も非常に人気がある展示会だったので、数十分でキャンセル待ちになることはありましたが、それよりも早い完売に驚いています。日本一申し込みが難しい展示会メッセナゴヤの堂々復活を感じました。

ただこんなにも早く完売した理由は人気が高い、という点以外にもあります。それは展示面積の縮小とそれによる出展社数の縮小です。

【展示面積】
コロナ前:ポートメッセ旧第1展示館・第2展示館・第3展示館 →33,946㎡
今年:ポートメッセ新第1展示館のみ →20,000㎡

【出展社枠】
コロナ前:1,400社
今年:800社

どちらも6割弱に縮小をしているため、より競争が激化してしまっているのです。

では、なぜポートメッセの第2、第3を使用しないのか、これらを使用するとコロナ前よりも巨大な40,076㎡という展示面積を確保でき、今回申し込みに間に合わなかった人たちも救ってあげることができるのに…。という疑問が当然出てきますよね。

その理由は私の主観と昨年、新第1ができて以降のポートメッセを客観的に観察してきて思うに、新第1と第2第3が距離的に随分離れてしまったことと、設備の差です。

新第1は金城ふ頭の駅から直結で出来立てなので新しくきれいで、2万㎡の無柱空間は開放的で非常に見やすい展示場です。そこから第2第3に行くためには大きな道を歩道橋で渡ってしばらく歩いて移動しなければなりません。設備も新第1があまりにきれいなので落差を感じます。きっとみんなが新第1での出展を望むことになるので、そのあたりの調整の大変さが予想されます。

また昨年新第1だけで開催してみて、来場者目線ではとても見やすかった、というのがあります。1つの館に全ての出展社が集結している展示会は来場者にとって見学しやすいということがよくわかりました。

ということで出遅れた人たちは残念ですが、メッセナゴヤの申込がどれだけ激戦だといってもきちんと10時ちょうどにサイトにアクセスした人たちは申込できているので、来年への教訓にしてください。運が良ければ各自治体や商工会議所の合同出展なら間に合うかもしれません。

最後にPVをご紹介します。展活企業さんが何社かと私も出てきます。

まとめ

今朝の展活タイムズはメッセナゴヤ10分でキャンセル待ちエピソードでした。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数8,500人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。初の著書『展示会を活用して新規顧客を獲得する方法』好評発売中。