大阪府の展示会出展支援事業2025のご案内とセミナーレポ

おはようございます^^
自社の問題解決力を見える化し展示会を成功に導く、展示会活用アドバイザーの大島節子です。

昨日も暖かかったですね。一気に花粉の量が増えたように感じます。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

今年は活用できる展示会支援が増える予定

3月13日(木)は大阪府ものづくり支援課さん主催の「大規模展示商談会への挑戦!~失敗しない展示商談会の作り方~」にてセミナー講師をつとめました。

参加いただいたのは大阪府内からものづくり企業を中心にお集りいただいた皆さん。展示会の基本的な考え方とコンセプトを明確にするワークをしていただきました。

来年度実施予定の展示会支援事業

セミナー後は大阪府から来年度に交付される予定の展示会支援補助金についての案内がありました。

中小企業展示商談会出展支援事業費補助金

まずは新しくはじまる予定の事業。大阪・関西万博の開催年であり、国内外からの来阪者の増加が見込まれる令和7年度。ビジネスの拡大が期待されます。そんな大阪府の企業が大阪・兵庫・京都で開催される展示商談会に出展される際に、補助をしていただける事業です。

対象経費となるのは出展小間料金。補助額は10万円~78万円。補助率は2/3。つまり出展料15万円の展示会であれば10万円を補助していただけます。

対象者は大阪府内に事業所がある企業。ものづくり企業でなくても対象となるのが特徴です。

令和7年6月中旬ごろに申請受付開始(予定)。気になる方は大阪府の企業支援ページを6月中旬ごろにチェックしてみてください。

大規模展示商談会活用事業

そしてもう一つは毎年実施される大阪府大規模展示商談会活用事業。詳細は3月末に出るそうです。ちなみに令和6年度はこんな内容でした。

<対象となる展示会一覧>
●ものづくりワールド東京(東京ビッグサイト)
●メンテナンス・レジリエンスTOKYO/TECHNO-FRONTIER(東京ビッグサイト)
●高精度・難加工技術展/国際ロボット展(東京ビッグサイト)
●ものづくりワールド大阪(インテックス大阪)
●モノづくりフェア(マリンメッセ福岡)
●高機能素材week(幕張メッセ)
●オートモーティブワールド/ネプコンジャパン(東京ビッグサイト)
●東京インターナショナル・ギフト・ショー春(東京ビッグサイト)
●メディカルジャパン大阪(インテックス大阪)

<支援内容>
小間料金・装飾経費の1/2以内の上限25万円を補助。
例えば高精度・難加工技術展に出展したとして出展料が40万円で小間装飾にかかる費用が18万円だったとすると、合計は58万円。その1/2は29万円ですが、上限が25万円なので25万円を補助してもらえる、ということになります。

こちらは3月末には詳細が発表される予定です。こちらのページが令和7年度版になるはずです。

まとめ

展示会は費用負担が大きい販路開拓方法ですが、こういった支援事業などをうまく活用して費用対効果を上げていただければと思います。

今日もお読みいただきありがとうございます。

中小企業向け展示会サポートプログラムのご案内。無料説明会随時受付中!

>>展示会活用アドバイザー大島節子へのお仕事依頼はこちらからお願いします

The following two tabs change content below.
アバター画像

大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数8,500人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。初の著書『展示会を活用して新規顧客を獲得する方法』好評発売中。