AI博覧会OSAKA2025 レポ後編

おはようございます^^
自社の問題解決力を見える化し展示会を成功に導く、展示会活用アドバイザーの大島節子です。

微熱と喉痛がダラダラと続く嫌な風邪をひいてしまいました。そんな大阪から今日も展活タイムズをお届けします。

一つの展示会で4つのカンファレンスを受講

1月22日(水)~23日(木)マイドーム大阪にてAI博覧会という展示会が開催されました。展示会全体の概要や感想については前編の記事に書いたとおりです。

後編ではカンファレンスについて記録を残しておこうと思います。2日間の展示会で4つのカンファレンスに参加しました。これは自分史上最高の数です。それだけ受けてみたいテーマが多かったということです。順に紹介をしてまいります。

※カンファレンスの画像は撮影可でした。新しい風を感じます!

AIで動画をもっと活用!

一つ目はNDIソリューション(株)坂元氏による講演。

内容はNDIソリューション社が開発されたVideoQuestroという動画解析サービス案内でした。例えば研修の動画があったとします。それをこちらのVideoQuestroにかけるとAIが動画を分析して文字起こし。それを整理・統合してくれます。利用者は聞きたい部分だけを聴いたり、文字情報化された部分を読んだりできるというもの。

新聞社の生成AI業務支援活用事例

二つ目は三陽新聞社、金居氏による講演。

岡山県で「山陽新聞」を発行されている会社です。新聞社が生成AIを内製化し、どのように業務に活用されているか事例を聞くことができました。見出し作成支援には使えるが、文字起こしにはまだ工夫が必要。AIインタビューは行わない。最終的なファクトチェックが大事というようなお話でした。

製造業における生成AI活用最前線

三つ目は(株)エムニ、下野氏による講演の予定でしたが、下野氏が登壇不可となり代わりに北岡氏が講演されました。

製造業の現場でどのようにAIが使われているのか、大きくは2つ。まずはチャットボット。熟練職人にAIインタビューを行い、暗黙知を言語化。若手が現場でわからないことがあればチャットボットに聞く。そうすると解決策が見つかる、という使い方。次に知財業務。特許を取得しようとするとき、また他社が自社の特許を侵害しているかどうがを調べたいとき。どちらもAIを活用することでこれまでかかっていた時間と費用を大幅に削減できるそうです。

AI時代のSEO戦略

四つ目は(株)ウィルゲート、吉岡氏による講演。

ウィルゲート社が提供するTACT SEOをいうサービスの案内。SEOで上位表示ためには中身のあるコンテンツを発信することが最重要。Chat GPTを活用することで記事作成はできます。しかしライバル企業がどのような記事を発信し、それに勝つためにはどのような記事を書けば良いのかまでは教えてくれない。それができるサービスがTACT SEOだそうです。ライバル記事が掲載している内容を包括し、かつオリジナルの記事を書くことで上位表示が可能。これまで5時間かかっていた作業が45分に短縮できるそうです。人気キーワードの事例を見せていただきました。最終的に8万文字の記事が必要との解析結果がでて頭がクラクラしました。もうそれはビジネス書やん(笑)。

まとめ

生成AIという2025年、一番熱いテーマの展示会が年始早々に参加できてよかったです。カンファレンスも勉強になりました。一つ一つ勉強しながら私も生成AIという新しい相棒との関係性を築いていきたいです。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数8,500人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。初の著書『展示会を活用して新規顧客を獲得する方法』好評発売中。
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