JapanITweek関西2025ほか レポ

おはようございます^^
自社の問題解決力を見える化し展示会を成功に導く、展示会活用アドバイザーの大島節子です。

昨日よりも寒さが厳しい朝。まだまだ冬は続きます。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

構成を変えて開催

1月15日(水)~17日(金)インテックス大阪にてJapanITweek関西ほか3つの展示会が開催されています。

こちらは西日本最大級のIT・AI・DXの総合展。昨年までは展示会全体の名前がJapanITweek関西でしたが、今年から構成が変わっていました。

4つの展示会で構成

新しい構成は下記のとおり。

<JapanITweek>
・ソフトウェア&アプリ開発 展
・IoT・エッジコンピューティング EXPO
・情報セキュリティ EXPO
・データセンター EXPO

<JapanDXweek>
・AI・業務自動化 展
・社内業務DX EXPO
・データドリブン経営 EXPO
・現場DX EXPO

<営業・デジタルマーケティングweek>
・営業DX EXPO
・デジタルマーケティング EXPO

<EC・店舗week>
・次世代EC EXPO
・店舗DX EXPO

使用会場は昨年と同じく4・5号館。3号館はセミナー会場として使われていました。同時開催展はなし。他の館は使用されていませんでした。

来場者数推移

ここ数年の来場者数推移を見ておきましょう。

2019年 20,338人
2021年 5,060人
2022年 6,353人
2023年 10,736人
2024年 9,664人

コロナ前の半分以下なんですよねぇ…。今年の出展社数は207社。昨年は220社だったのでほぼ同規模での開催です。来場者数予定は14,000人とあります。月曜日に今年の来場者数が発表されると思うので、また追記します。

※後日追記
2025年の来場者数 10,513人

ただ来年は3号館も展示会場として使用する予定のようです。開催日は1月21日~23日。例年どおりの時期ですね。

生成AIセミナーを受講

今回はじめてカンファレンスを受講しました。

「ここまできた!生成AIの進化と未来:業務データ生成、企業システム連携まで」
日本マイクロソフト(株) 業務執行役員 エバンジェリスト 西脇 資哲氏

結論から言うと凄く良かった!copilotの画面を見せながら西脇氏がどのように生成AIを活用されているか実演をいくつも見せてくださいました。そうかぁ、生成AIとはこうやって付き合っていけばいいのかと腹落ちした次第です。

印象に残った言葉は下記のとおり
・生成AIは人間とコンピュータの関係を変えた
・以前は人間がコンピュータに歩み寄っていた。今は生成AI側が歩み寄ってくれる
・生成AIに対して指示ではなく対話をしよう
・諸外国と比べて日本だけが生成AI活用率が低い
・大学生の半数は活用。当たり前に生成AIを活用する人がどんどん入って来る
・この流れはもう不可逆。そろばん→電卓と同じ
・日本人は1.2ターンでやめる。諸外国は5ターン以上
・1度目の答えで100%を期待しない。対話を重ねて100%にする
・生成AIに聞いてはいけないこと=将来・未来のこと
・例:南海トラフ地震はいつくるの?
・生成AIが得意なこと=既にある知識の解説、翻訳、整理
・社内システムと連携させることで時短・効率化・人手不足対策ができる
・生成AIを使いこなせない=優秀な部下を使いこなせない

生成AIを使いこなすとは?

いくつも実演を見せていただいた中で特に感心したのは下記の使用法でした。

①wordの音声入力を使用し京都・奈良旅行の感想をとりとめもなく喋る。
②正しい文章に直して、と生成AIにお願い。
③改善点を提案して、と生成AIにお願い。
④保存してPowerPointで読みだす。

なんととりとめない旅行トークがインバウンドやオーバーツーリズムの問題提起と改善提案のプレゼンテーションになりました!この間3~4分くらい?全て口頭による対話で、です。

この速さで作業ができるなら生成AIは使わなくて良い、とのことです。でもこれは人間には無理なスピードです(笑)。私も毎日なにかしらで生成AIに触れることを心がけていますが、まだ生成AIで時短はできていません。

でもようやく本質がわかりました。優秀な相棒ができたと思って仲良くしていこうと思います。

まとめ

今朝の展活タイムズはJapanITweek関西ほかのレポでした。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数8,500人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。初の著書『展示会を活用して新規顧客を獲得する方法』好評発売中。
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