展示会ブース解説@昭和工業所さん

おはようございます^^
自社の問題解決力を見える化し展示会を成功に導く、展示会活用アドバイザーの大島節子です。

今週末は冬至ということで、暗い時間が長いですね。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

タイミングプーリ・歯車のお困り事解決

11月13日(水)~14日(木)コンベックス岡山で開催されたおかやまテクノロジー展。こちらに出展をされた(株)昭和工業所さんのブースを解説します。

問題解決力を見える化→チラシ

昭和工業所さんとの出会いは去年のおかやまテクノロジー展説明会。2月のテクニカルショウヨコハマに向けてチラシを作成。そして11月のおかやまテクノロジー展に向けてブース作成のお手伝いをさせていただきました。

昭和工業所さんは“タイミングプーリ”という工場のラインに欠かせない滑車(プーリー)を作っておられる会社。

コンセプト明確化ワークを経てできた問題解決型チラシがこちら。

チラシの構成は下記のとおりです。
【表面】
・問題解決型キャッチコピー
「試作・開発ご担当者さまへ タイミングプーリ・歯車に関するお困りごとはありませんか?」
・問題提起と解決策
→規格外の商品を1個からオーダーメイドで作ってほしい
→部品点数を減らして製造にかかる労力を軽くしたい
→高精度で高耐久のプーリがほしい
【裏面】
・選ばれる理由=表面の問題解決ができる根拠①
・製造実績=表面の問題解決ができる根拠②
・お問い合わせ先

展活のチラシ作成ノウハウに忠実に作成することで、かなり訴求力の高いチラシが完成しました。

チラシ→ブースへ展開

そしてチラシを元に展開したブースがこちら。

こちらのブースサイズは幅6m×奥行2m。チラシの素材を活用し1m対応幅のタペストリーを6つ作成。ダイナミックに問題解決を前面に出すブースが出来上がりました。展示台は通路に沿わせるかたちで配置。加工サンプルを複数展示しました。右手には実際にタイミングプーリが動かす装置を設置。訴求力の高いブースが完成しました。

おかやまテクノロジー展は工業高校などの学生さんの招致を積極的に行う展示会です。なのでリクルートも目的の一つ。昨年までは学生さん向けの展示の割合を多く取っていました。しかし今年はビジネスに振り切ることに。学生さんがいらしたとしても、昭和工業所の仕事を知っていただければそれでよいという判断です。

これまでのブースとはかなり見た目が変わりました。結果がどう変わったのか、お聞きするのが楽しみです。

まとめ

今朝の展活タイムズではおかやまテクノロジー展に出展された昭和工業所さんのブースをご紹介しました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数8,500人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。初の著書『展示会を活用して新規顧客を獲得する方法』好評発売中。