MOBIO展活2024 5講レポ

おはようございます^^
自社の問題解決力を見える化し展示会を成功に導く、展示会活用アドバイザーの大島節子です。

台風10号の予報がどんどん後ろ倒しに。なんだか乗り切れそうな感じがしてきました。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

アフターフォローを見越して展示会を計画する

8月26日(月)はMOBIOものづくりビジネスセンター大阪さん主催のMOBIO展活5講でした。

4月に行われた入門講座でスタートし、1講ではインテックス大阪にて高機能素材weekを見学。2講ではコンセプト明確化ワーク。3講で展示会用チラシ・ブース・動画の作り方。4講では模擬ブースチェックを行ってきました。

>>入門基礎講座の様子はこちら
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>>3講の様子はこちら
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5講で行ったのは“アフターフォローを見越した展示会プランの作り方”というテーマでの講義とワーク。展示会は出しっぱなしにするのではなく出展後のフォローが大切です。頭ではわかっているのだけれども、実際は日々の仕事の忙しさにまぎれてなかなかフォローまで手が回らない。それが中小企業の現実です。

ブース作りは皆、基本的にはゼロからのスタート。しかしアフターフォローは各企業間でできていることの差が大きい。これも講義形式でアフターフォローをお伝えすることの難しい点です。

なので、展活セミナーでは“できていることと、できていないこと”をまずは書き出して見える化し、それぞれの企業ごとに打ち手を考えるワークを行います。

マインドフローというツールを活用

展活セミナーのアフターフォロー講座ではマインドフローというツールを使用します。これは佐藤義典先生が考案されたツール。お客さんの心の動きを認知→興味→行動→比較→購買→利用→愛情の7つの関門に分け、それぞれの関門を突破していただくには何をすればよいのか、を考えます。

展示会で言うと各関門の定義はこのようになります。
1.認知→展示会に来てもらうための告知
2.興味→ブース前で立ち止まってもらう、資料を受け取ってもらう
3.行動→会話をする、名刺交換をする
4.比較→見積依頼を受ける
5.購買→最初の受注、単発仕事、試作を受ける
6.利用→2回以上の受注、別件の受注を受ける
7.愛情→お得意さまになっていただく

そうやって各関門ごとに自社が既にできていることをまずは整理していきます。その上で他社は各関門でこんな打ち手を打っていますよ、という事例を紹介。自社ができていないことで今後取り入れたいことを考えるというワークを実施。ワーク後に発表いただいたところ、それぞれの得手不得手が明確になりました。他社の影響を受けながら自社の足りない部分に気づけるのもグループワークの良いところです。

MOBIO展活はこの回を持って講義のターンは終了。この後は出展を経て、年明けの2月には成果発表会があります。どのような発表が聴けるのか楽しみです。この発表会は一般参加も可能なので、また日程が近くなったら展活タイムズでもお知らせしますね。

まとめ

今朝の展活タイムズはMOIBO展活5講のレポでした。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数8,500人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。初の著書『展示会を活用して新規顧客を獲得する方法』好評発売中。