展示会用チラシを作る本当の意味

おはようございます^^
自社の問題解決力を見える化し展示会を成功に導く、展示会活用アドバイザーの大島節子です。

台風10号に振り回されています。今週も移動だらけなので…。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

どうせ捨てられるから作らない?

私のセミナーでは“展示会用チラシ”をかなり重要視していて、セミナーを聴いていただくとなぜ重要視しているのかを理解いただけるはずです。ただ会社に戻り、作ろうとしてみたけれど一向に筆が進まない…。じゃあやっぱりチラシは作らなくても良いか、どうせ捨てられるし、という思考になってしまう方も一定数おられるようです。

「どうせ捨てられる」はある意味正解です。展示会会場のゴミ箱はチラシやカタログだらけですよね。9割以上の配布資料が捨てられるという統計もあるようです。

ただし「じゃあ、作らなくていいの?」とはならないんですよ!展示会用チラシは持って帰ってもらうことだけを目的に作るのではないからです。

展示会用チラシを作る目的は持って帰ってもらうこと以上に「自社が提供できる問題解決をA4表裏にまとめられるようになること」にあります。

なぜ、チラシを作ることが重要なのか?

私がセミナーで指導する展示会用の問題解決型チラシはこのような構成になっています。
・(問題解決がわかる)キャッチコピー
・キービジュアル
・問題提起
・提供できる解決策(ソリューション)
・その根拠=強み=選ばれる理由(設備、人材、納品実績など)
・お問い合わせ先

これはプレゼンテーションの構成と同じです。チラシを作ることで自社ができること、更に言うと提供できるソリューションをA4表裏という限られたスペースで表現できるようになることが重要なのです。

この部分が漠然としたまま展示会に出てもせっかく足を止めてくれた見込み客を納得させられるような説明はできないでしょう。チームで説明内容を共有することも難しいです。

チラシ作りは自社の問題解決力、提供できるソリューション、なぜそれができるのかを示す根拠(=強み)を自分たち自身が整理し、深く理解し、腹落ちさせることに最大の意味があるのです。

セミナーではこの部分を参加者さんに理解いただけるように心がけて話しています。でも届いていないこともあります。もっと上手く伝えられるよう私自身も伝え方をバージョンアップしていかねばと思っています。

まとめ

今朝の展活タイムズは展示会用チラシを作る本当の意味について、あらためて書いてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数8,500人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。初の著書『展示会を活用して新規顧客を獲得する方法』好評発売中。