名刺の正解って何なんでしょうね?

おはようございます^^
自社の問題解決力を見える化し展示会を成功に導く、展示会活用アドバイザーの大島節子です。

8月に入りました!どれだけ暑くても今日もどこかで展示会は開催されています。そんな早朝の大阪から今日も展活タイムズをお届けします。

絶対的な正解は多分ない、ただ不正解はある

先日発売になった自著『展示会を活用して新規顧客を獲得する方法』の第4章「えっ?!展示品がない?!」に“「残念名刺」を配っていませんか?”という項目があります。展示会で配る名刺は会社に帰ってしばらく時間が経ってから見たときに思い出してもらえるかどうかが重要です。そういう目的を果たしているかどうかを軸に分類すると4つのレベルに分けられます。

①最も残念な例
「株式会社大島商会 代表取締役 大島節子」など何屋かすらわからない名刺。

②よくある残念な例
「大島メッキ」など、最低限何屋かはわかる名刺。しかしこれだけだとどんなメッキ屋さんなのかまではわかりません。

③良い例
「亜鉛メッキのエキスパート」など“どんなメッキ屋さんなのか”までわかる名刺

④さらに良い例
キャッチコピーが展示会ブース・チラシと共通で、かつデザインや色使い、フォント等も統一されている名刺。ここまでできていると展示会名刺として完璧。ホームページまで統一されているとさらに良いです。

私は基本的に展活をはじめて以降、ずっと④の更に良い名刺作りを心掛けてきました。最近、迷っているのは④の条件を満たした上で何が正解なのかなーということです。具体的に言うと10年ぶりに名刺から顔写真を外しました。私の仕事は私自身が商品なので、ずっと顔写真入りの名刺を作っていたのですが、その部分を一度、本の表紙にしてみました。

これまでも名刺は1度に100枚しか印刷しないというルールを決めてやってきたんですよね。100枚配り終わるごとに名刺の構成を見直し、限られたスペースに乗せる情報を少しずつ変えてきました。

これは私なりの最適解を探す旅です。名刺にも絶対的な正解はないと思います。ただ不正解はあります。「残念名刺」は不正解なので「残念名刺」は避けつつ、良い名刺の条件の中で様々なタイプを試していければいいと思っています。

本で「残念名刺」という言葉を使ってしまったせいで「大島さんと名刺交換するの怖い~!」と言われてしまいました(笑)。名刺をどのような目的で配るのかによって名刺の正解も変わってくると思うんですよね。なので展示会で配る名刺としては残念だったとしても全く違う目的で配る名刺であれば正解かもしれません。

皆、それぞれの目的の中で最適解を探す旅をしているということでしょう。

まとめ

今朝の展活タイムズは名刺についてあらためて考えてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数8,500人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。初の著書『展示会を活用して新規顧客を獲得する方法』好評発売中。