展示会準備を自分たちだけで進めるのは大変

おはようございます^^
自社の問題解決力を見える化し展示会を成功に導く、展示会活用アドバイザーの大島節子です。

天気予報アプリについに予想最高気温35度越えの酷暑マークが!この暑さに慣れるまでが特に辛い。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

交通整理係を求めてられているのよね…

昨年あたりからコンサルティングのご依頼をいただく機会が増えてきまして、これまでと企業さんから求められることが変わってきたと感じているこの頃です。

展示会の専門家として活動するようになり11年目ですが、最初の10年はセミナー講師の仕事が主でした。そんな中、昨年くらいからコンサルティングの仕事が増えはじめました。セミナー講師の立場で企業さんと関わる場合は単発セミナーの場合はそのセミナーでお伝えしたノウハウを取り入れるかどうかは参加された方ご自身のがんばり次第です。連続講座は完成までかなり丁寧にサポートしますが、あくまでも社内をどう動かすかは参加者さん次第なんですよね。

それがコンサルティングというかたちで企業さんと関わるようになると、展示会までに何と何を準備しなければならないことは分かった、それを社内のどの範囲まで周知し、誰と誰を巻き込み、どう分担した上でゴールを目指すのか、そういったプロジェクト作りにも関わることになります。そして案外この部分で悩んでいる経営者や展示会担当者さんが多いのだと気づきました。コンサルタントに頼りたいのは本当はこの部分なのだ、と。

といっても社長が中心になって進めておられる場合はまだシンプルなんですよね。社長は普段からそういうことをされていますし、社長が決めたことには従うしかないのですから。展示会担当者さんがその仕事を全て背負うことになる場合がなかなか大変なのです。決めてから動くまでに許可をとらないといけない人が複数います。

恥ずかしながら私は学校を卒業してすぐに家業に入ったので、そのあたりの組織の大変さとか中間管理職の悩みみたいなことが、頭ではわかるのですが実感としてはわからないのです。20代から全部自分で決めて自分で実行し、その代わり全ての責任も取ってきました。そのこと自体は良い経験だったし、誇りにも思っていますが、一番助けたい人が今苦しんでいるのに共感してあげられなくて申し訳なく感じます。

しかしまだ数は少ないですが展示会プロジェクト作りのお手伝いもいくつか経験を積んできました。今年1年くらいは正解が見えないまま試行錯誤を繰り返すのかもしれませんが、数を重ねるうちに最適解を導けるようになるのではという予測はついています。そしてそれこそが私がセミナーでよく言う「お客さまのお困りごとを解決することで自社の価値(商品力)を上げる」ということなんですよね。

近い将来胸を張って「社内の展示会プロジェクト作りからお任せください」と言えるように、今は一つ一つの仕事に全力で向き合ってまいります。

まとめ

今朝の展活タイムズは最近考えているコンサルタントに求められることについて書いてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

中小企業向け展示会サポートプログラムのご案内。無料説明会随時受付中!

>>展示会活用アドバイザー大島節子へのお仕事依頼はこちらからお願いします

The following two tabs change content below.
アバター画像

大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数8,500人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。初の著書『展示会を活用して新規顧客を獲得する方法』好評発売中。