ものづくりワールド東京2024来場者数推移

おはようございます^^
自社の問題解決力を見える化し展示会を成功に導く、展示会活用アドバイザーの大島節子です。

この時期らしい蒸し暑い朝です。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

毎年恒例の定点観測から見るものづくりの現状

6月19日(水)~21(金)東京ビッグサイトにて開催されたものづくりワールド東京の来場者数が昨日発表されました。

今年の来場者数は69,717人。事前の公式告知では72,000人が来場とあったので、予定よりやや少なめの人数だったようです。ここ数年の来場者数推移は下記のとおりです。

ものづくりワールド東京はオリンピックとコロナに散々振り回された展示会で、コロナ前の通常開催と比較しようとすると2018年の6月までさかのぼる必要があります。2018年の来場者数88,679人になかなか戻り切らない現実がわかる結果となりました。地方の合同出展ブースが戻り出展社数が2,100社、展示面積も拡大されていたのでもう少し大きな数字になるかなと期待していただけに少し残念というか…。いや69,000人も凄い数字なんですけど。

過去10年以上、毎年ものづくりワールドを現場で見続けてきましたが、印象深いのはコロナ1年目の2020年の幕張です。出展見合わせが相次いで会場は薄暗くこの世の終わりの光景のようでした。ただこうやって数字で振り返ってみると翌年の2021年の方が底なんです。ここで展示会自体に見切りをつけ、今も戻ってこない企業さんが一定数あるんですよね。

逆にというか、2022年の東京ビッグサイト西で開催された350社しか出展しなかった年は出展社数に対して来場者数は多かったので出展社さんの満足度は高かったです。同様に合同出展ブースがドカっと減った2019年も同じような声を聞きました。

先日の直後レポにも書きましたが来年の会場は幕張メッセです。理由は東京ビッグサイトが段階的に改修工事に入るためものづくりワールドのような大規模展示会ができなくなるからだそう。幕張メッセを全館使用すると展示面積は75,000㎡。今回の東京ビッグサイト東1~6+南1~4の71,380㎡よりも展示面積だけで比較すると少し広くなります。幕張メッセは構造的に1~8ホールぶちぬきが可能なので見る分には見やすい会場です。9~11ホールは道を挟んで少し移動が必要ですが、展活企業さんが多く出展される機械要素技術展は1~6あたりに配置されるようなので位置的には問題なさそうです。変更点としては「製造業サイバーセキュリティ展」という企画展が新しく追加されるようです。

ものづくりワールドは展活とご縁深い展示会なので、これからも場所が変わろうともずっと見続けるつもりです。来年の幕張メッセではどういった変化があるのでしょうか。楽しみです。

まとめ

今朝の展活タイムズはものづくりワールド東京2024来場者数推移を見てみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数8,500人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。初の著書『展示会を活用して新規顧客を獲得する方法』好評発売中。