ものづくりワールド東京2024 レポ

おはようございます^^
自社の問題解決力を見える化し展示会を成功に導く、展示会活用アドバイザーの大島節子です。

東京に来ています。昨日は完全に真夏でした。今日も暑くなりそう。そんな早朝の東京から今朝は展活タイムズをお届けします。

ものづくりにアイデアとまだ見ぬワクワクを

2024年6月19日(水)~21日(金)東京ビッグサイトにてものづくりワールド東京が開催されています。

ものづくりワールド東京とは昨年までは「日本ものづくりワールド」という名前で開催されていた日本最大級の製造業の展示会で、機械要素技術展、設計製造ソリューション展、ヘルスケア・医療機器開発展、工場設備・備品展、ものづくりAI/IoT展、次世代3Dプリンタ展、航空・宇宙機器開発展、計測・検査・センサ展、製造業DX展、ものづくりODM/EMS展、以上10個の展示会で構成されています。

昨年は東京ビッグサイトの東1~8ホールで開催され1,750社が出展、66,895人が来場。今年は東1~6と南1~4ホールで開催。出展社数は2,100社。展示面積も出展社数も増えています。今年の来場者数は週明けの月曜日に発表されるので来場者数推移についての記事は月曜日以降に書きたいと思います。

今年も展活とご縁ある企業さんが出展されていました。

航空・宇宙開発展に初出展の三州ワイヤーハーネスさん。あいち展活セミナーに参加して下さり、先日発売になった『展示会を活用して新規顧客を獲得する方法』にも事例を紹介させていただいたこともあり、そちらも展示してくださっていました。新分野進出の機会となるのでしょうか。

そうそう!もうRX系の展示会の1小間の奥行きは2.7mで固定なのですね。3m×3m仕様でタペストリーを作っている企業さんは対策が必須です。

機械要素技術展には一昨年にとくしま展示会活用セミナーに参加して下さったセンテックさんと、昨年参加して下さったアスカさん。徳島県ブースは年々問題解決型率があがり、照明やタペストリー使いなどをバージョンアップされています。さっそく手応えある商談があったそうです。

展活黎明期にたくさん教えていただいた三元ラセン管工業さん。機械要素技術展で高嶋会長とお話させていただくのも気づけば12年目。今年は外国人のお客さんが熱心に質問をされており、社長が対応をされていました。

まさかのサプライズ!

そんな2024年のものづくりワールドですが、一番びっくりしたのがこちら。

なんと来年の開催場所は幕張メッセですって!!なんでも来年から東京ビッグサイトが段階的に改装工事に入るらしく、全館使用の展示会ができなくなるのだとか。色々あって2022年にやっと通常開催のものづくりワールドが帰ってきたのにたった3年でまたイレギュラーなのぉ~(泣)。過去2回幕張で開催された年はコロナ禍だったこともありますが「やっぱり幕張は遠いよ~」という声が多かったんですよね。我々遠方から行く人間にとっては有明でも幕張でも距離は誤差みたいなものですが、東京の都心におられる方にとっては大きな差なのでしょう。出展社数や来場者数に影響することは避けられません。どうなるのでしょうか。

幕張メッセ全館を使用すると75,000㎡。今年の東京ビッグサイト東1~6+南1~4は71,380㎡なので、単純に展示面積だけを比較すると今年よりも拡大することになります。でも出展社数は2,100社と今年と横ばいに設定されているので、少しは通路がゆったりするのかな?

今年は会場が東1~6と南1~4と離れていたため、無料の循環バスが出ていました。東の端から南まで歩くと15~20分くらいかかりますからね。ひっきりなしに東京名物黄色いハトバスが出ていたのですが、まったく追いついておらず、炎天下で10分以上待つと言われてあきらめて歩きました(笑)。

南1~4では設計製造ソリューション展、製造業DX展、ものづくりAI/IoT展というシステム系が集められており離れ小島になるので集客の差が出るのかなと心配されましたがこちらもしっかりにぎわっていました。

ものづくりワールドの日程は毎回JFEXが同時開催なのも楽しみだったのですが、来年は幕張と有明に分かれるので両方を一度に見学するのはなかなか大変になります。

とまぁびっくりすることもありましたが、今年は会場が大変にぎわっており、やはり年に一度ものづくり企業が一堂に集結するこの日は楽しいなぁと思いました。来年のイレギュラー開催も見届けます!

まとめ

今朝の展活タイムズはものづくりワールド東京2024のレポでした。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数8,500人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。初の著書『展示会を活用して新規顧客を獲得する方法』好評発売中。