展示会から見る今、元気なジャンル

おはようございます^^
自社の問題解決力を見える化し展示会を成功に導く、展示会活用アドバイザーの大島節子です。

今日から数日間の晴れの日を経て週末からはいよいよ梅雨入りしそうです。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

コロナ前よりも来場者数が増えている展示会の特徴

コロナ禍はすっかり過去のものとなり、展示会にも完全に人出が戻ってきましたが、丁寧に来場者数を比較するとほとんどの展示会はコロナ前の75~85%くらいにとどまっています。そんな中でもコロナ前を上回る来場者数を記録している展示会もあります。それらの展示会にはどのような特徴があるのでしょうか。考えてみました。

人手不足対策

6月に開催されたFOOMAは食品加工機械の展示会で、コロナ前の来場者数を上回っています。これは機械化による人手不足対策が急がれているからなのかなと考えています。人手不足は今後、何十年にも渡って製造業が向き合っていかねばならない問題です。“自動化”“省人化”等のキーワードは今後も注目度が高いと考えられます。ロボットワールド等の来場者数回復率が良いのも同様の理由かと。

AIの活用やDXも人手不足対策と言えますね。

輸出向け食材

海外での日本食人気は高まる一方だそうで、近年は円安もあって日本食の輸出額は過去最高額を記録し続けているそうです。中でも人気なのが和牛や海産物。そういった商材が勢ぞろいする日本の食品輸出EXPOもコロナ前の来場者数を更新しています。

日本の食品輸出EXPOは今日から東京ビッグサイト西ホールではじまるのでしっかり見てきます!

環境・新エネルギー

SDG’s目標達成支援となる環境対策素材の提案やや新エネルギー(バイオマス等)の分野も一番盛り上がっていた時期は超えたような気もしますが、相変わらず注目度は高いように感じます。展示会でいうとスマートエネルギーweek等です。

私は特に熱心にトレンドを取りに行くタイプではありませんが、展示会の動きを見ていると自然と今勢いのあるジャンルがわかります。メッセナゴヤでインタビュアーやツアーガイドをやらせていただくようになって私のセミナーには来ないタイプの方の出展製品についても教えていただくようになり、より興味の幅が広がりました。

出展企業さんは上手くこの勢いのあるジャンルに自社の製品や技術をからめられれば、今とはまた違う客層との出会いにつながるかもしれません。一度考えてみてください。

まとめ

今朝の展活タイムズは展示会から見る今、元気なジャンルについて考えてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数8,500人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。初の著書『展示会を活用して新規顧客を獲得する方法』好評発売中。