Medtec Japan2024 レポ

おはようございます^^
自社の問題解決力を見える化し展示会を成功に導く、展示会活用アドバイザーの大島節子です。

今日はひんやりとした一日になりそう。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

医療機器の製造・開発に関するアジア最大級の展示会

少し前ですが、4月17日(水)~19日(金)東京ビッグサイト東ホール2・3にてMedtec Japanが開催されました。

Medtec Japanとは医療機器の製造・開発に関するアジア最大級の展示会。毎年この時期に東京ビッグサイトで開催されてきました。

ここ数年の来場者数推移は下記のとおりです。
2019年 25,407人
2020年 中止
2021年 8,807人
2022年 11,917人
2023年 14,500人
2024年 17,570人

医療系の展示会はコロナ禍で来場者数が激減し、コロナが明けても戻り切らない傾向がありますが、こちらも2019年比69%と他ジャンルの展示会と比較すると低めの回復率です。

会場図はこんな感じ。東3ホール側のオレンジ色の部分は自治体の合同出展なので、全体に対しての合同出展が占める割合は多めです。

出展料は公式サイトには記載されていませんでしたが、同時開催の医薬品の展示会“CPHI”は1㎡60,000円、最小単位18㎡というなかなか高価格なので、Medtec Japanも同じくらいなのではと推察します。だからこそ医療機器に活用できるような技術を持つ中小企業にとっては自治体の合同出展がありがたいです。

多ジャンルへの販路開拓を進める際に医療分野に進出したいと考える中小町工場は多いと感じます。まずはこういった合同出展を活用し、需要を探るための出展を試してみるのもいいですね。

同時開催のCPHIは医薬品の展示会で海外ブースの割合がとても多いのが特徴的でした。多ジャンルのFOODEXと似た造りのブースも多く、ジャンルが違っても海外ブースにも1つの型があるのだな、と感じました。他にも西・東ではマーケティングやファッションの展示会も開催されていて来場者の層が多彩だったのも印象に残っています。もっとたっぷりめに時間を取って全館見れたらよかったのですが…。

ともあれ以前から気になっていたMedtec。実はくだグラが生まれるきっかけの1つでもあったりして(笑)。1度きちんと見ておきたいと思っていたので訪問できてよかったです。

まとめ

今朝の展活タイムズはMedtec Japanのレポでした。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数8,500人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。初の著書『展示会を活用して新規顧客を獲得する方法』好評発売中。