合同出展と単独出展の違い

おはようございます^^
自社の問題解決力を見える化し展示会を成功に導く、展示会活用アドバイザーの大島節子です。

雨ですね。関東は雪だとか。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

それぞれのメリットとデメリットを考えてみよう

展示会に出展するには単独出展以外にも合同出展という方法もあります。合同出展とは地方自治体(県・市・町)や各種団体(業界団体、商工会議所、商工会など)が合同出展ブースを構えてくれるかたちです。

上の写真はメッセナゴヤ2023年に出展された豊川商工会議所の合同出展ブース。展示会の一角を豊川商工会議所が借り切り、そこを区切って8社で合同出展をされました。

合同出展のメリット

1.出展料が安い、時には無料
自治体や団体の補助が出るので、単独出展するよりも安く出展出来たり、自治体・団体によっては企業負担なし、無料で出展できることもあります。

2.準備するものが少なくて済む
基本のブースは自治体・団体が準備してくれるので、出展企業は最低限必要な展示品やチラシ、ポップ等を持っていくだけで良いです。設営時間も短くて済みます。

3.サポートが充実している(ことが多い)
合同出展企業向けの勉強会や相談会を用意していることが多く、はじめての出展でも丁寧にサポートしてもらえます。また出展期間中は自治体や団体の職員さんが常駐してくれることが多く、企業から1人~2人しか説明員を出せなくても、昼食時間中くらいはブースに立ってもらえたりすることもあります。

合同出展のデメリット

1.自由な装飾ができない
単独出展と違って、ある程度決まったフォーマットでブースが作られてしまうので、自由に装飾できるスペースは限られます。

2.場所を選べない
合同出展なので、自社が希望するゾーン以外にブースが配置されることがあります。例えば自社の事業は部品加工なのに、ものづくりゾーンではなく全く違うゾーンに配置されることも。

3.報告の義務
税金や会費で運用しているので、出展結果は必ず報告しなければなりません。そういった作業を面倒と思うタイプの方にはしんどいかもしれません。


このように合同出展には多くのメリットもありますが、デメリットもあります。その辺りを理解した上で上手く活用する必要があります。個人的には展示会ビギナーのうちは合同出展を活用して展示会に慣れ、手ごたえを掴んだら単独出展に切り替え、ステップアップをしていっていただきたいと思っています。

まとめ

今朝の展活タイムズは合同出展と単独出展の違いについて書いてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数8,500人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。初の著書『展示会を活用して新規顧客を獲得する方法』好評発売中。