“光る君へ”、へ
おはようございます^^
自社の問題解決力を見える化し展示会を成功に導く、展示会活用アドバイザーの大島節子です。
大変なお正月でしたね。震災の被害に合われた地域の皆さま、お見舞い申し上げます。一日も早く安心して暖かい場所で眠れますように。
2024年も展活タイムズをお届けいたします。
果たしてNHKと解釈は一致するのか否か…
今日は1月5日(金)。いよいよ明後日1月7日(日)から2024年の大河ドラマ『光る君へ』がはじまります。主役は紫式部。これまで源氏物語の映像化は多々あるものの、紫式部の人となりを描く映像作品はほとんどなかったのではないでしょうか。だってどんな人なのか昔の人すぎてわからないですもの(笑)。
なので紫式部ってこんなキャラクター、というイメージが我々の中にないんですよね。例えば織田信長だったら“鳴かぬなら殺してしまえホトトギス”が表す固定されたキャラクターがありますよね。でもあまりにも多くの映像作品に登場するので、今回の大河では超ドSキャラに描かれたとしても、別の映像作品では気まぐれな変わり者に描かれたりと、「今回の信長はこう来たかー」的な楽しみ方もできる歴史上の人物なんですよね。
でも紫式部はそういう人物ではありません。今後、頻繁に大河や他の映像作品に出て来るとは考えられません。なので今回の大河で描かれる紫式部が今後何十年間にわたって日本人にとっての「紫式部ってこんな人」という固定イメージになってしまうと思うんです。
なぜ私が新年早々こんなことを書いているのかというと、私には既に「紫式部ってこんな人」という完成された解釈があるのですよ。それがNHKと脚本家の大石静さんと一致するかが不安で…。
私の解釈を述べていきます。
X(旧twitter)で源氏物語を検索すると出てくるのが「学校で源氏物語読まされてるけど、マジクソ!!!」みたいなつぶやきです。源氏物語は主人公の光源氏が数々の姫たちと関係をしていく物語です。それが義母だったり幼女だったりするのでストーリーだけを追っているとただの変態浮気野郎の話なのでホント「マジクソ!!!」なわけですよ。
でも本当にただの変態浮気野郎のスキャンダル話だったら千年読みつがれると思いますか?
源氏物語が時代を超えて千年読みつがれてきたのには理由があると思うんです。源氏物語には宇治十帖を加えると16人の姫たちが登場します。その16人が16人ともそれぞれの個性があるんです。平安時代の貴族社会という女性の生き方に自由がなかった時代でも姫たち一人一人は別の人間で違う考えを持っています。後世の女たちはそんな姫たちに自分を重ね合わせ勇気をもらって来た、だから読みつがれた、と私は考えています。
紫式部は女性に自由がなかった時代でも生き方は一つではない、こんなにも個性的豊かな女たちが居たんだ、ということを書き残し後世の女たちに伝えたかった。そのための狂言回しとして光源氏を利用しただけ(決して光源氏を主人公・ヒーローとしてなんか描いていない)私はそう解釈しています。
この解釈が果たして今年の大河と合うのか否か…。もし合わなかったらこの先、なかなかしんどいです(笑)。
実は私が最終的になりたい姿はこの解釈における現代の紫式部なんですよねぇ…。今は展示会を軸に中小企業の販路開拓について書いていますが、最終的には女たちの物語を書きたい。様々な光源氏(人とは限りません。時代だったり、災害や疫病だったり、経済だったり)に翻弄されながらも、自分の頭で考え、自分の足で未来を切り開いていく女たちの話。。現時点では完全なる妄想ですが、この妄想をはじめてからずいぶん経つので骨組みはかなり固まってきています(笑)。
今年は8日までお休みのところが多いしいいんじゃない?と決めつけて、こんな展示会とはなんの関係もない雑文を新年から書いてしまいました(笑)。
まとめ
今朝の展活タイムズは明後日から始まる今年の大河ドラマ『光る君へ』が放送される前に書いておきたいことでした。今年の展示会が本格的に動き出すのはまだ少し先なのでしばらく雑文が続くかもしれません。
今日もお読みいただきありがとうございます。
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大島 節子
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