2023年秋ものづくり系展示会の現状

おはようございます^^
自社の問題解決力を見える化し展示会を成功に導く、展示会活用アドバイザーの大島節子です。

夜中は雨と雷が凄かったです。一気に涼しくなるのかと思いましたがそうでもないですね。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

ものづくりの今とこれからを考える

11月に入りまして2023年展示会のピークもそろそろ終わりが見えてきました。各地で行われたものづくり系展示会、今年はなかなか全ては行けませんでしたが、今後のためにも開催結果をまとめておきたいと思います。

モノづくりフェア2023

10月18日~20日の3日間、福岡県のマリンメッセ福岡にてモノづくりフェア2023が開催されました。

今年のテーマは「つくるをつくる 現場が世界を変える」。九州や中部地方を中心に日本中からものづくり企業が集結するこちらの展示会。

今年の来場者数は
1日目 10月18日(水)7,505人
2日目 10月19日(木)7,999人
3日目 10月20日(金)8,288人
合計 23,792人

こちらは昨年の来場者数20,380人を上回っていることプラス、コロナ前2019年の来場者数は18,844人をも上回っています。九州地域のモノづくりの盛り上がりを感じますね!

メカトロテックジャパン(MECT)2023

同じく10月18日~21日(土)ポートメッセなごやでは2年に一度開催される工作機械の見本市メカトロテックジャパンが開催されました。今年のテーマは「FEEL IT!工作機械の迫力をさあ、会場で。」過去最高の492社が出展されました。

今年の来場者数は
1日目 10月18日(水)18,084人
2日目 10月19日(木)20,108人
3日目 10月20日(金)24,731人
4日目 10月21日(土)14,302人
合計 77,225人

前回、2021年の開催時はコロナ禍真っ只中にも関わらず68,929人が来場されました。そこよりはかなり回復した様子。ただコロナ前の2019年は90,244人が訪れていた展示会なので、コロナ前と同等に復活とはならなかったようです。

名古屋オートモーティブワールド2023

10月25日~17日のポートメッセなごやでは名古屋オートモーティブワールド2023が開催され、700社が出展をされました。

今年の来場者数は
1日目 10月25日(水)7,586人
2日目 10月26日(木)8,622人
3日目 10月27日(金)10,398人
合計 26,606人

昨年の来場者数31,832人よりも減っていますし、コロナ前2018年の36,281人にももちろん達していません。この数字が何を表しているのか。

愛知県はものづくり大国ですが、もう何年も前から自動車産業の下請けをされてこられた町工場の皆さんは危機感を持っておられます。今後自動車がEV化していけば、これまで必要とされてきた金属部品は必要なくなっていきます。

半導体不足も関係しているでしょう。だからこそそういった目の前の問題を解決する何かを求めて展示会に人が集まってほしいところなのですが。

ものづくりワールド大阪も数字の動き的にはMECTとかと同じような感じです。なので単純にこれらの数字だけを見比べると九州だけが元気だな!となります(笑)。

今後も展示会を軸に経済の流れを敏感に感じとっていけるよう、数字の動きには注目してまいりたいと思います。

まとめ

今朝の展活タイムズは2023年秋ものづくり系展示会の現状をまとめてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数8,500人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。初の著書『展示会を活用して新規顧客を獲得する方法』好評発売中。