マニアックな展示会に参加

2023年10月27日 2024年8月28日

大島節子

おはようございます＾＾
自社の問題解決力を見える化し展示会を成功に導く、展示会活用アドバイザーの大島節子です。

今日は夕方からお天気が崩れるようですね。また一つ秋が深まりそう。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

なんか色々と独特でした

2023年10月26日（木）～27日（金）、大阪駅近くのハービスホールでDIPEX2023防衛産業参入促進展in大阪という展示会が開催されています。

DIPEXとは防衛装備庁が主催する“今後、防衛産業への参入を考えている企業”が集結する展示会。毎年行われているようですが、公式HP以外の情報がほとんど出てこないし、出展企業もまったくSNSとかでは発信されていません。

そんな知る人ぞ知るマニアックな展示会ですが、今回たまたま教えていただいて参加が叶いました。公式HPから来場登録をすることで、一般企業も参加が可能です。

防衛産業への参入促進が目的の展示会ということで、１度出展をした企業はもう出られないのだとか。ただその１回の出展料は無料だそうです。

in大阪の出展企業は全部で45社。カテゴリーは情報技術、センシング／保守・管理ソリューション、無人機・自動化技術・制御システム、製造技術、部素材・分析技術・設計開発支援、その他の６つ。製造技術のカテゴリーには町工場のブースが並んでいました。

全体的にはそんなに人で混み合うタイプの展示会ではなかったのですが、たまたま目の前でまさに今、生産が追い付かなくて困っている方が発注先を見つけてホクホクしておられる現場に遭遇。加工先を探している人が確実に来る展示会ではあるのだな、と思いました。

いただいた配布資料の中には防衛産業に参入する企業に向けた国からの支援制度の案内もあり、援助が手厚いジャンルでもあることを知りました。

＞＞詳しくはこちら

発信がほどんどないことから察するに、防衛産業に関わること自体が企業にとってどういうことなのか、企業さんたちも探り探りなのかも知れません。私もそのあたりはよくわかりませんが、今、確実に需要があり、参入を促進する展示会や支援制度があるということを知れたことは新たな発見で、興味深い経験をさせていただきました。

まとめ

今朝の展活タイムズはマニアックな展示会のレポでした。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島節子

展示会活用アドバイザー：展活

1975年大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95％以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数8,500人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。初の著書『展示会を活用して新規顧客を獲得する方法』好評発売中。