展示会ブース解説@阿波食品さん

おはようございます^^
自社の問題解決力を見える化し展示会を成功に導く、展示会活用アドバイザーの大島節子です。

今日は久しぶりに雨のお天気になるようで。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

日本最大のスポーツと健康の展示会に自社開発商品を出展!

8月2日(水)~4日(金)東京ビッグサイトで開催されたSPORTECに出展された(有)阿波食品さんのブースを解説します。

これまでも展活タイムズで紹介してきましたように、今年の6月からサポートがはじまった阿波食品さんのSPORTEC出展準備。3回の訪問を経て本番を迎えることとなりました。

>>1回目のサポートの様子はこちら
>>2回目のサポートの様子はこちら
>>3回目のサポートの様子はこちら

1日目に出展コンセプト明確化ワークを行い新しいコンセプトを作成。それを元にチラシラフ案を作り、2日目はチラシデザインの確認をブース案作成。

そうやって出来た展示会用チラシがこちら。

健康のために筋トレをがんばっている人や、マラソン・登山・自転車などの趣味を持つ方で、且つ、

・食品添加物は摂りたくない
・プロテインが苦手
・市販のサラダチキンは常温保存できない

等のお困りごとを抱えておられる方に向けて、“身体にやさしいたんぱく質”である添加物フリーの味付けささみをご提案するチラシが完成しました。

3日目は模擬ブースを作成し展示方法の確認、接客シミュレートを行いました。そうやって完成したブースがこちら!

チラシの素材を元に背面には一番伝えたい「そのタンパク質はあなたに合っていますか?」の部分を3mをめいいっぱい使ってダイナミックに掲載したタペストリーを作成。両サイドには3つの問題解決と、通路に近い側面にはキーワードを配置しました。

その結果、ひっきりなしに来場者が足を止め、試食をし、興味を持ってくださった方とはしっかりお話ができるブースとなりました。

SPORTECは日本最大のスポーツと健康をテーマとした展示会。そこに来られる方たちは身体作りに興味を持つ方ばかりなので、身体に優しいたんぱく質であるこちらの味付けささみは多くの方に刺さったようです。

今回、阿波食品さんの展示会出展に関わらせていただいて、“誰に伝えたいのか”を明確に伝えることの効果をあらためて感じました。対象とする層の方がたくさん来場する専門展だからこそ、しっかりと“誰に伝えたいのか”を掲げることで確実に対象とする方が立ち止まってくださるブースになります。

阿波食品さんの展示会活用は中小企業の新事業スタートのやり方としても理想的です。
・ものづくり補助金を活用し機械を導入。自社オリジナル商品を開発。
・まずは新ものづくり・新サービス展で展示会を経験。
・その経験を元に展示会をブラッシュアップし専門展で販路開拓!

ものづくり補助金などを活用して自社オリジナル製品を作ったものの、いまいち販路を開拓しきれていない企業さんや、これから製品を開発し世に広めていきたいといった思いをお持ちの日本各地の中小企業さんにとって希望となるようなストーリーを見せていただきました。後に続きましょうね!

まとめ

今朝の展活タイムズは展示会ブース解説@阿波食品さんでした。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数8,500人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。初の著書『展示会を活用して新規顧客を獲得する方法』好評発売中。