2023年上半期の展示会を振り返る②

おはようございます^^
自社の問題解決力を見える化し展示会を成功に導く、展示会活用アドバイザーの大島節子です。

蒸し暑い日が続きます。今日は梅雨空が戻ってくるようで。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

上半期印象に残っている展示会

2023年も折り返し、下半期に入ったということで昨日の記事では上半期に見た展示会をすべて一覧にしてみました。今日はその中から特に印象に残っている展示会をいくつか紹介していきたいと思います。

見学した展示会は全て来場者数推移を確認するようにしているのですが、今年の春開催ではいくつかコロナ前を上回る来場者数を記録した展示会がありました。回復率が一番高かった展示会は私が見た中では6月に東京で開催された“日本の食品”輸出EXPO,食品商談weekです。会場も展示面積も構成する展示会の数も違うので単純比較はできないのですが、コロナ前の2019年が17,549人だったのに対し、2023年は23,070人で、回復率131.4%。凄い数字です。海外での日本食人気は上がる一方のようで、注目分野の展示会ならではの勢いを感じました。

初開催の展示会で言うと5月にインテックス大阪で開催された未来ものづくり国際EXPOが印象に残っています。万博に向けて大阪発のものづくり系展示会がはじまるということで期待が大きかったです。考えてみれば大阪もものづくりの町なのに、RXJapan系の関西ものづくりワールド以外に大規模ものづくり展がこれまでなかったことが不思議と言えば不思議ですよね。九州のモノづくりフェアのような中小企業に人気の展示会になっていってほしいのですが、万博テーマとの共存が課題だと感じました。来年は秋開催になります。

勉強になったという意味では2月に幕張で開催されたスーパーマーケットトレードショーが印象に残っています。日本と世界から食品業界の一流メーカーが集結するので映像の使い方や体験型ブースの設計など最新のやり方が取り入れられていると感じました。元横綱の大乃国さんらしき方が丁寧に試食をしながらブースを回っていらして食と誠実に向き合う方なのだな、と。大阪の展示会では起こりえない遭遇なのでちょっとうれしかったです(笑)。

心残りで言うと5月に熊本で開催された九州農業weekをあきらめたことです。熊本初開催は見ておきたかったな、と。熊本は製造業も元気だそうで、一度行っておかねばと思っています。

下半期も新しい展示会がスタートしたり、注目の展示会がいくつも控えています。できる限りたくさん見て、展活企業の皆さんに還元できるようにしていきたいです。

まとめ

今朝の展活タイムズは2023年上半期の展示会を振り返る②をお届けしました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数8,500人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。初の著書『展示会を活用して新規顧客を獲得する方法』好評発売中。