第7波と展示会

おはようございます^^
自社の問題解決力を見える化し展示会を成功に導く、展示会活用アドバイザーの大島節子です。

7月最後の平日。今日も猛暑日になりそう。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

先週開催された展示会の数字から考える

大阪府に医療緊急事態宣言が出ました。期間は7月28日~8月27日。展示会を含むイベントについては「イベントの参加者は、イベント前後の活動における基本的な感染対策の徹底や直行直帰を行うこと」を要請しています。なので実質これまでと特に変わることはありません。

とは言うものの今は明らかに第7波の真っただ中で、連日、感染者数が過去最高との報道が続いています。このことが展示会にはどのように影響しているのでしょうか。先週、開催された展示会の数字から見てまいりましょう。

先週7月20日(水)~7月22日(金)東京ビッグサイト1~6ホールにて、TECHNO-FRONTIERメンテナンス・レジリエンスTOKYO、 猛暑対策展等の工場ビジネスの展示会が開催されました。来場者数は28,421人。昨年は10,770人だったので、数字だけを見ると倍以上になっていますが、昨年はメンテナンス・レジリエンスが含まれていないので、単純に比較することはできません。

今年の28,421人は決して少ない数ではありませんが、通常、東京ビッグサイトの1~6ホールを使用して3日間の展示会を行う場合は4万人くらいを見込むことが多いです。

また名古屋では7月20日(水)~21日(木)ポートメッセなごや第3展示棟にて、FABEX中部、東海スーパーマーケットビジネスフェアという食品系のが開催されました。来場者数は9,003人。こちらは昨年から始まった展示会で昨年の来場者数は10,259人。第2回目の今年は12,000人を目標としていました。

6月にはコロナ前と変わらない来場者数を記録した展示会がいくつもあったので、あの時期と比べるとやはり少し人出は減っている、という印象です。

今週は東京ビッグサイトではSPORTECというスポーツビジネスの巨大展示会が開催中です。SNSへの出展社さんの投稿によると会場はかなり盛況なようですが、中には出展を取り止めてカタログを置いているだけのブースもあるようです。これだけ感染者数が増えると出展社や運営スタッフの中にも罹る人は出てくるでしょうからね。

現状、私が把握しているのはこれくらいです。まとめると第7波の中で開催される展示会は

・2020年や2021年前半のような閑散とした状態ではなくそれなりに盛況ではある
・ただ1ヶ月前ほどではない

といった状態と言えそうです。コロナ禍になってすでに3年目。つい数週間前はようやく終わるのかと期待しましたが、まだ波は続くのですね。8月は展示会自体が少ない時期なのでその間に収まって、9月以降は良い状況で秋の展示会シーズンを迎えたいものです。

まとめ

今朝の展活タイムズでは第7波と展示会を考えてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。


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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数8,500人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。初の著書『展示会を活用して新規顧客を獲得する方法』好評発売中。