1人で展示会は可能か?

おはようございます^^
自社の問題解決力を見える化し展示会を成功に導く、展示会活用アドバイザーの大島節子です。

昨日は雷が鳴ってまとまった雨が来るかと思いきや結局ほとんど降らず、気温も下がりませんでした。まぁでも26日に37度を経験すると33度でもマシに感じます(笑)。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

結論から言うとワンオペは大変ですが可能は可能

展示会に初出展する際、様々な理由によって当日のすべての対応を一人でやる、いわば“ワンオペ展示会”は可能なのでしょうか?

結論から言うと可能は可能です。ただ大変です(笑)。食事やトイレはどうするのか、2組以上のお客さんが来てしまったらどうするのか、など様々な問題があります。でもそのあたりの問題にできる範囲で対策を立てればやれないことはありません。

以下、具体的な対策をご紹介しましょう。

バックヤードを作る

通常、展示会の1小間は3m×3mというサイズが多いです。ブースの奥から1mの位置にタペストリーを設営し、奥1m分をバックヤードにしてしまう、という方法があります。

バッグヤードを確保できれば荷物置き場に使えるのはもちろん、おにぎりなどの簡単な食事をサっと済ませることができます。ただトイレに関してはタイミングを見て行くしかないですね。脱水症状を起こすと大変なので水分補給はきちんとしてください。

動画を流す・取りやすい位置に資料を置く

2組以上のお客さんがいらしたときの対策としては、動画を流したり、取りやすい位置に資料を置いておくと、それを見たり読んだりしながらある程度は待っていただけます。

合同出展なら安心

展示会には単独出展以外にも合同出展というやり方があります。よく〇〇県・〇〇市・〇〇商工会議所といったような集合ブースをみかけますよね?合同出展だったら大抵は県や市や会議所の職員さんが何名かついてくださるので、食事やトイレの間くらいは臨時で対応を頼めます。

辛かったらスタッフ派遣を検討

そのような対策をしたとしてもやはりワンオペ展示会は体力的に大変です。なのでスタッフ派遣を活用するという方法もあります。「地域名 展示会 派遣」などのキーワードで調べるとその地域の派遣会社が見つかるはずです。金額はピンキリですが、チラシを配る程度のスタッフであれば1日1万円台であります。

初出展では展示会でどれだけ成果に繋がるかわからないので、極力経費は抑えたいですよね。なのでまずは1人でやってみて、費用対効果が出せそうだと見込みがつけば、スタッフ派遣を検討する、という順番がよいのではないでしょうか。

まとめ

今朝の展活タイムズは1人で展示会は可能か?というテーマを考えてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。


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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数8,500人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。初の著書『展示会を活用して新規顧客を獲得する方法』好評発売中。