8ヶ月ぶりのインテックス大阪6号館との再会を前に思うこと

おはようございます^^
中小企業向け販路開拓コンサルタント・展示会活用アドバイザーの大島節子です。

爽やかな良い晴れのお天気。気温もちょうど良く心地よい朝。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

展示会会場は展示会に使おうよ~

5月31日、ようやくインテックス大阪6号館に設置された臨時医療施設が閉鎖され、インテックス大阪全館を展示会に使える環境が戻ってきました。

稼働しはじめたのは今年の1月末ですが、閉鎖されたのは去年の9月末だったので、8ヶ月丸々6号館が展示会に使えない状況が続いていました。もともと本日6月9日にインテックスに行く予定が会ったので、再会を喜び合おうと思っていたのですが、なんともイヤな気分になる記事を見つけてしまいました。

>>【独自】 事務方は反対していた!78億円で303人 大阪コロナ施設「吉村知事」のゴリ押し発言録を入手(現代ビジネス編集部) | 現代ビジネス | 講談社

長い記事なので要約すると
・昨年の夏に「野戦病院」を提言したのは関経連
・インテックスを使うと言ったのは知事
・事務方は医療スタッフの確保と整備の面から反対
・知事のトップダウンで決行
・結果、衆議院選大勝利
・78億円かけて利用したのはのべ303人。一人当たり2,600万円
・そのうち30億円はインテックス賃料として大阪市に
・利用者からは不評(天井が高すぎて寒い、音が響く、監視が厳しい等々)

記事の中に“コロナでほとんど稼働がなかった国際展示場にとっては大きな収入になった”といったような表現があり驚きました。てっきりタダで使えるからインテックスにしたのだと思っていました。

この間、インテックス大阪全館を使用するような大きな展示会は少なかったですが、このために中止になった展示会は存在しますし、医療施設と同じ敷地内で出展なんてできないとキャンセル料を支払ってキャンセルした企業さんもたくさんありました。私の大切な展活企業さんたちはなかなかの被害を受けました。

コロナで苦しんでるならホテルも同じなわけで、臨時医療施設として使用できるホテルを確保する方が双方にとって良かった。展示会という大切な販路開拓の場を中小企業から取り上げるなら、せめて誰かは幸せになってほしかったです。

東京オリンピック期間に東京ビッグサイトが使えなかったあと、久しぶりに東棟に入ったときは再会の喜びでテンションが上がりまくりましたが、今日、インテックスに行って久しぶりに6号館と再会したら、どんな気持ちになるのでしょうね。

「おつかれさん。あんたも大変やったな。」

って感じになるのかなー。これからは展示会会場は展示会に使っていただきたいです。

まとめ

今朝の展活タイムズは8ヶ月ぶりのインテックス大阪6号館との再会を前に思うことでした。

今日もお読みいただきありがとうございます。


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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数8,500人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。初の著書『展示会を活用して新規顧客を獲得する方法』好評発売中。