イレギュラーなものづくりワールド直近3回を振り返る
おはようございます^^
中小企業向け販路開拓コンサルタント・展示会活用アドバイザーの大島節子です。
3月に入りました。暖かさと同時にやってくる花粉の季節。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。
2019年から4回イレギュラーが続き次回からようやく通常開催に
3月16日~18日東京ビッグサイトにて日本ものづくりワールドが開催されます。2019年以降、日本の展示会はオリンピックと、その延期と、コロナとに翻弄されてきたわけですが、日本ものづくりワールドはかなりわかりやすく影響を受けています。最初のイレギュラーは2019年2月開催のとき。このときに「通常開催に戻るまでの過程を全て見届けるぞ!」と決意し、ようやくその期間が終わろうとしています。
2019年の4月から東京ビッグサイト東展示棟が世界各国からオリンピックの取材に来る人たちのためのメディアセンターとして使用するための工事に入るため、2019年の日本ものづくりワールドは異例の2月開催になりました。これが最初のイレギュラーです。2018年度内に2回同じ展示会が開催されるということなので、このときは年度内で1回しか予算を取れない仕組みになっている多くの合同出展ブースが消えました。そのため出展社数は1,000社以上減少しています。
しかし蓋を開けてみるとこの年に単独出展をされた方たちの反応はかなり良くて、合同出展ブースに埋もれない分、見つけてもらいやすくなったのでは、という声をあちこちで聞きました。
2020年2月開催はコロナで全ての展示会が中止・延期になる最後のタイミングで幕張にて開催でした。会場内は出展見合わせの歯抜けだらけ。今まで見たことがない暗くて寒い光景は忘れられません。
翌2021年は緊急事態宣言中。さすがに前年よりはマシかと思いきや、前年よりも更に減るという…。日本ものづくりワールドにとって幕張での2年間は悲しい光景とセットで、ずっと覚えていることと思います。ただその中で出展をされた方たちは濃い話ができたとおっしゃっていました。
そしてついに今月16日から東京ビッグサイト西・南展示棟で開催される日本ものづくりワールドが最後のイレギュラー開催になります。3ヶ月後に開催される6月開催分ではついに東展示棟に復帰。募集段階では3月開催分は前回比2倍の1400社が出展、6月開催分は3倍の2000社が出展とあります。
3月開催分は東展示棟ではスマートエネルギーweekが同時開催。注目の脱炭素やバイオマスなどに興味を持つ方の割合が通常より多くなるので、そのあたりをからめた展示にすれば同時開催展との相乗効果が出せるかもしれません。
イレギュラー開催最後の3月も、通常開催1発目の6月もしっかりと見届けてまいります!
まとめ
今朝の展活タイムズはイレギュラー開催が続いたここ数年の日本ものづくりワールドを振り返ってみました。
今日もお読みいただきありがとうございます。
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大島 節子
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