DMMオンライン展示会って何?

おはようございます^^
中小企業向け販路開拓コンサルタント・展示会活用アドバイザーの大島節子です。

天気予報では花粉が飛び始めるのはまだ先といったような案内ですが、私のセンシティブな鼻はすでに感じ始めています。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

あらゆる展示会をオンライン開催へ

昨年からはじまったDMMオンライン展示会。「あらゆる展示会をオンライン開催へ」をモットーにその言葉通り、この世に存在する展示会ジャンルが次々にオンライン化されています。

今週1月26日~28日は
・ネットショップ強化EXPO ONLINE
・スーパーマーケットEXPO ONLINE
・ホームセンター&DIY EXPO ONLINE
・映像・CGコンテンツクリエイティブEXPO ONLINE
・容器&包装EXPO ONLINE
・ヘルスケアビジネスEXPO ONLINE
・Web・アプリ開発総合EXPO ONLINE
・ITネットワーク・セキュリティEXPO ONLINE
・機械・設備メンテナンスEXPO ONLINE

以上9つのオンライン展示会が開催中です。

最大の特徴は出展料が無料であること。もちろん来場者も無料です。すべての展示会を見たわけではありませんが、プラットフォームはおそらく全て共通のものが使用されているようです。

構成は下記の通り。
・メインのバナー画像
・製品画像(複数)
・製品説明
・動画
・ダウンロード用PDF資料
・オンライン名刺交換
・お気に入り登録機能
・商談機能

商談機能はZoomに飛ばしたりはぜず、独自のツールを使用します。インターネット黎明期からオンラインビジネスをしてきた企業ですから独自のオンラインツールは持ってますよね。

もう一つの特徴は来場者から出展者に商談オファーできるのはもちろん、出展者から来場者にも商談オファーができます。出展者は現在、ログインしている来場者の一覧を見ることができ、その人の属性を見てオファーしたいな、と思った人にオファーができます。期間中の上限は20人まで。出展者からオファーが来たら来場者のマイページに表示されます。

ビックリしたのはオンライン展示ブースにアクセスしただけの人の登録情報がもらえてしまうことです。これまで私が経験したオンライン展示会は来場者がオンライン名刺交換をしたり、資料ダウンロードをしてはじめて情報がもらえたので、これは驚きました。出展するだけでなかなかの数のリードが集まります。そして更にオンライン展示ブースは1年間公開されその間に1度でもアクセスした人の情報は全てcsvダンロード可能とのこと。いやはやビックリです。

機械・設備メンテナンスEXPO ONLINEには現在244社が出展されています。そのそれぞれが既存客に来場を促す案内をするわけですからね…。

DMMは何が目的で出展料無料のプラットフォームを企業に提供しているのでしょうか。表向きはコロナで落ち込んだ経済を活性化するためでしょうけども。DMMについて知っていることはせいぜいウィキペディアに載ってる情報くらいの(結構おもしろかったので興味ある方は読んでみてください)私の個人的な予想ですが、基本的には個人相手の商売が多いので、今後法人相手の事業を進めるためにDMM自体が法人のリストを集めようとしているのかな、と感じました。

そのあたり諸々考慮した上でチャレンジされるかたは出展してみてください。そして感想を教えてください。

まとめ

今朝の展活タイムズはDMMオンライン展示会って何?!というタイトルで今、私が知っていることをまとめてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。


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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数8,500人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。初の著書『展示会を活用して新規顧客を獲得する方法』好評発売中。