オートモーティブワールドオンライン レポ
おはようございます^^
中小企業向け販路開拓コンサルタント・展示会活用アドバイザーの大島節子です。
今日はグッと涼しくなりそうですね。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。
クルマの先端技術展が初の単独オンライン開催
先週、9月8日(水)~10日(金)“クルマの先端技術展”第1回オートモーティブワールドオンラインが開催されました。オートモーティブワールドとは毎年東京と名古屋でリアル開催されてきた自動車技術者のための展示会で、単独オンライン開催されるのは今回は初。同時開催展はネプコンジャパンオンライン、ロボテックスオンライン、スマート工場EXPOオンラインです。
世界中から200社が出展。業界トップによるウェビナーが100本開催されました。
紹介動画によると、このオンライン展示会では「オンラインでリアル展示会の醍醐味を全て再現します。」とあります。
具体的には、
1.自動レコメンド(おすすめ)機能を搭載。思いもよらぬ出会いがある。
2.チャットルームでは1クリックで気軽に質問ができる。出展者からはすぐに返信が来る。
3.サクサク動いて快適な動作性を実現。
確かにリアル展示会の醍醐味といえば目的ブース以外での思わぬ出会いです。それをレコメンド(おすすめ)機能を搭載することで実現します。これはアマゾンなどのネットショップで買い物をしていると、商品案内の下部に関連商品やセット買いおすすめ商品が出てきますよね?あれと同じ仕組みです。ただ、アマゾンが膨大なデータを元に的確な商品をおすすめしてくるのに対し、今年はじまったオンライン展示会ではまだデータの蓄積ができているとは考えにくく、本当に“セット買い”的な現象を起こしていこうと思うと、今後のデータの積み重ねが必要だと思います。今後のオンライン展示会にかかせない機能になっていくはず。
チャットに関しては6月のJapanITweekオンラインの際にも紹介しましたが、バーチャルブースにしばらく滞在していると、チャットで話しかけられます。本当にリアルタイムで質問をしたりやりとりができるので、これはリアル展示会の醍醐味をオンラインで再現するにあたり、必要な機能だと思いました。
RXJapan系の展示会は翌週の月曜日に必ず来場者数速報のPDFがアップされてきたこともあり、第1回オートモーティブワールドオンラインの来場者数が非常に気になっているのですが、現在公式サイトには掲載されていません。ちなみに6月のJapanITweekオンラインが約1万人。先週の医療と介護の総合展オンラインが約4000人でした。
同日開催された「第1回総務・人事・経理Weekオンライン」のほうは発表されています。
1日目 5,209
2日目 2,514 (前日に来場した人の数は含まない)
3日目 2,123 (前日、あるいは前々日に来場した人の数は含まない)
合計 9,846人
※プレオープン期間(8月25日~9月7日)ならびに開催期間(9月8日~10日)の10時~18時以外での来場者を含めた合計数は13,793名
公式サイトによるとこの先2024年まで4年連続でオートモーティブワールドオンラインは毎年開催されることが決まっているようです。今回は200社が出展とのことでしたが、次回の来場案内には130社が出展とあります。今回の状況を見て一旦規模を縮小し、様子を見ながらオンライン展示会が定着するまで根気よく育てていかれるプランなのかな、と推察しています。
今回、サイトを見ていて「おっ!」と思ったのは動画作成代行サービスです。今のバーチャルブースもPR動画がとても目立つところに配置されています。この動画を作成してもらえるサービスには98,000円のスタンダードプラント98万円のプレミアム(フルオーダー)作成プランがありました。
今後のRXJapan社主催のオンライン展示会は11月に資産運用・株式投資EXPOオンライン、12月には早くも第2回JapanITweekオンラインが予定されています。今後も様々なリアル・オンライン・ハイブリッド展示会を見て、レポをお届けしてまいります!
まとめ
今朝の展活タイムズは第1回オートモーティブワールドオンラインのレポでした。
今日もお読みいただきありがとうございます。
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大島 節子
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