関西高機能素材Week2021&教育総合展関西2021レポ

おはようございます^^
中小企業向け販路開拓コンサルタント・展示会活用アドバイザーの大島節子です。

夜中に降っていた雨のせいでしっとりとした朝。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

先週インテックス大阪で開催されていた2つの展示会

2021年6月23日~25日、インテックス大阪にて関西高機能素材Weekと教育総合展関西が開催されていました。昨日来場者数が発表されたので、推移と共に見ていきましょう。

関西高機能素材weekとは大阪で開催されるのは今年で9回目になるフィルム・プラスチック・金属・複合材・セラミックスなど、最先端の材料技術が集まる展示会で、年2回、東京と大阪で開催されてきました。今年はフィルムテックジャパン、プラスチックジャパン、メタルジャパン、セラミックスジャパン、接着・接合EXPO、コーティングジャパン、サステナブルマテリアル展の6つにPhotonixというレーザーの展示会が追加されるかたちで計7つの展示会で構成されていました。

元々大阪では春開催が定着しており、2019年は5月に開催され、28,471人が来場しました。2020年も5月に開催される予定でしたがコロナの影響で10月に延期。関西ものづくりワールドと同じ日に開催をされました。2020年の来場者数10,273人に対し、今年2021年の来場者数は16,286人になっているので、ここだけを比較すると1.6倍!2019年の最盛期と比べても60%近くになってきているので、ずいぶん客足は回復したと言ってよいのではないでしょうか。

実際、会場内は非常ににぎわっており、久しぶりに展示会で人だかりができている様子を見ることができました。来年2022年は5月開催。今年の1.5倍の規模になるそうです。そうは言うものの会場は6号館ABのままなのでどうやって1.5倍にするのか不思議でした。セミナー会場をすべて別の館に移すと可能になるのでしょうか。

次に教育総合展関西です。こちらも年2回、東京と大阪で開催されてきた教育現場の様々な課題解決に役立つ製品・サービスが出展される展示会で、大阪開催は今年で4回目になります。教育ITソリューションEXPO、学校施設・サービスEXPO、STEAM教育EXPO、人材育成・研修EXPO、保育・幼稚園ECT化EXPOの5つの展示会で構成されています。

2019年9月に大阪で開催された際は9,318人が来場しました。2020年は6月に開催される予定でしたが、2021年6月に延期というよくわからない表現で実質中止になりました。今年2021年は6,032人が来場。2019年の60%以上、客足が回復しています。

今回、2つの展示会を見学しどちらの展示会もにぎわってはいたのですが、大阪開催の推移をこうやって表にしてみると、どちらの展示会も同時開催展が定まらないままずっと来ているのがよくわかりますね。高機能素材weekはものづくりワールドやスマートエネルギーweekと同時開催にしたほうが相乗効果があるように思いますし、教育総合展は総務・人事・経理weekやJapan IT weekとのほうが相乗効果があるような気がします。

上手い組み合わせがはまらないまま何年も来てしまっている印象をうけますね。2022年は高機能素材weekは5月、教育総合展は6月に開催されるようで同時開催展はまた変わります。何になるのでしょうか。気になります。

まとめ

今朝の展活タイムズは関西高機能素材Weekと教育総合展関西のレポでした。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数8,500人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。初の著書『展示会を活用して新規顧客を獲得する方法』好評発売中。