大阪勧業展の日程と会場が変更に

おはようございます^^
中小企業向け販路開拓コンサルタント・展示会活用アドバイザーの大島節子です。

今日は一日中大雨みたいですね。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

12月に南港ATCホールで開催

毎年、10月にマイドーム大阪で開催されてきた大阪勧業展。今年も同様に開催され募集も始まっていましたが、6月2日に日程と会場が変更になるとの発表がありました。

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理由はマイドーム大阪がワクチン接種会場として使用されるからだそうです。確かにマイドーム大阪は市内の中心部にある都市型の展示会会場なので、ワクチン接種会場として最適ですよね。代替日・会場は12月8日・9日・大阪南港のATCホール。ATCホールはインテックス大阪の目と鼻の先にある展示会会場。市内中心部からはちょっと離れた場所にあります。

大阪勧業展とは大阪府内すべての商工会議所と商工会による中小企業のためのビジネスマッチング見本市です。毎年300社ほどの中小企業が出展され、7000~8000人程度来場される展示会で、展活発足当時から毎年足を運んできました。

マイドーム大阪/ATCホール比較

会場がマイドーム大阪からATCホールに代わることでどのような影響があるのでしょうか。会場の特徴をまとめておきましょう。

展示面積

マイドーム大阪は都市型多層階の展示会会場です。毎年、大阪勧業展は1階~3階にあるすべてのホールを使用して開催されてきました。1階:1,007㎡、2階:1,938㎡、3階:1,898㎡、トータルで4,843㎡の展示面積になります。ATCホールは郊外型展示会会場ですが、ATCという建物の地下2階部分にあります。メインのAホール:2,900㎡、サブのBホール:1,130㎡、Cホール:1,000㎡。トータルで5,030㎡、マイドームとほぼ同じくらいの床面積です。なので出展社数の調整は必要なさそうです。

立地

マイドーム大阪が本町という商業の街大阪の中心部にあるのに対し、ATCホールはそこから電車で30分ほどかかる大阪港の沿岸部にあります。大阪府全体から出展者が集まって来る展示会なので、企業によってはこれまでより便利になるかもしれませんが、これまでより不便になる企業のほうが多いでしょうね。

駅からの距離

ただ来場者にとって大事な駅からの距離で言うとATCホールのほうが便利かもです。マイドーム大阪は堺筋本町からでも北浜からでもちょっと歩きますし、雨だと当然濡れます。対してATCホールは駅直結の建物の中にあるので、雨でも濡れずに会場まで行けます。

搬入・搬出のしやすさ

マイドーム大阪は多層階構造の展示会会場なので毎年、搬出時のエレベータ待ちがえげつないです。出展者の数に対して圧倒的にエレベータの数が足りないんですよ。ATCホールはどういう搬入・搬出ルールになるのかまだわかりませんが、おそらくホールと同じ階に車を停められると思うので、搬出時の煩雑さは軽減されるのではと思われます。

10月→12月

会期が展示会ピークである10月から12月に移動するので、他の展示会の予定と重なってしまった企業も出展できるようになっていいんじゃない?!と最初は思ったのですが…。新ものづくり・新サービス展の日程とかぶってるやないかい!! 勧業展に出展される企業はものづくり補助金を活用されている方が多いので、どちらに出展をするか選択を迫られることになりますねぇ…。

と、こんな感じで比較をまとめてみました。参考にしていただけましたら幸いです。決まってしまったことにとやかく言わず、良いところを見つけてやっていきましょうね!

まとめ

今朝の展活タイムズは大阪勧業展の日程と会場変更のお知らせでした。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数8,500人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。初の著書『展示会を活用して新規顧客を獲得する方法』好評発売中。