日本の製造業の未来展2021春 レポ

おはようございます^^
中小企業向け販路開拓コンサルタント・展示会活用アドバイザーの大島節子です。

良いお天気になりそう。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

最先端の技術、プロダクトについて、その場で話を聞けるオンライン展示会

昨日3月8日(月)、オンライン展示会「日本の製造業の未来展」を視察しました。こちらはオンライン上の仮想空間「reBako」を使用し3月8日(月)から10日(水)まで開催されているオンライン展示会。バーチャル展示会会場の中で基調講演を聞く、出展企業のブースで担当者と話すなどができる造りになっています。

以前からちょくちょく名前を目にしていて気になっていたオンライン展示会です。今回、いつもお世話になっている蒲郡製作所の伊藤社長が出展をされるということで、お声がけをいただきました。

会場は講演コーナーとブース出展コーナーで構成されています。基調講演の顔ぶれは超豪華。どの講演も無料で聞けるので、よかったらこちらをチェックしてみてください。時間が来たら講演がはじまります。ライブ配信ではなくあらかじめ録画された講演映像がその時間になったらYouTubeにアップされます。アーカイブは残るようです。

ブース出展コーナーは①電子/通信/機器、②AI/データ活用、③DX/マーケ支援、④機械材料/加工/消費財の4つのエリアで構成されています。各エリアに13~16社のブースがあり全部で57社が出展しています。ブースの構成は下記のとおり。

驚いたのは商談ブースやセミナーの椅子をクリックした瞬間にZoomに飛ぶことです。商談ブースはクローズドになっていて、出展企業の担当者さんと直接Zoomで話せます。セミナーは基本ライブで、時間が来たら各企業のセミナーがはじまります。中には動画を流しっぱなしにしているブースもありました。

特長としては今、来場者がどこにどれくらいいるのか見えること。そして時間が来たらチャット機能でセミナーに呼び込まれることです。これは文字で説明してもよくわからないと思うので、ぜひ体験してみてください。

今後、オンライン展示会が発展していくとしたらこのやり方だと思います。こうやってプラットフォームができつつあるので、企業側にはこれを活かすだけのスキルが求められます。今回、いくつかのブースのライブプレゼンテーションを拝聴しましたが、集客出来ているところは少なかったです。ターゲットとする顧客層が思わず聞いてみたい!と思うようなセミナーを打てるようになれば、この仕組みが回るようになり、リアル展示会とはまた違う層の顧客と出会える場となっていくでしょう。

日本の製造業の未来展2021は3月10日まで開催されています。そしてなんと公式サイトのトップに「出展料無料!」とあります。今なら次回開催時に無料で出展できる模様。出展料をとらずにどうやって運営しているのでしょうね。ともあれ展活企業の皆さんは見ておかれた方が良いかと思います!

>>日本の製造業の未来展・公式サイトはこちら

まとめ

今朝の展活タイムズは日本の製造業の未来展2021春のレポでした。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数8,500人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。初の著書『展示会を活用して新規顧客を獲得する方法』好評発売中。