展示会用タペストリーを作成する際のポイント

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

気づけば10月半ば。今年も残すところあと80日を切りました。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

展示会ブースの壁面装飾にはタペストリー

展活セミナーで必ずお伝えしているノウハウに「展示会ブースの壁面装飾にはタペストリー!」というものがあります。ポスターパネルでも良いのですが、繰り返し使っているうちに折れてきたりするので、持ち運びに便利で設営も簡単なタペストリーを作っておくとよいです。

上の画像は2019年のプラントショーに出展された際のケイ・エイチ工業さんのブース。パッと見、壁面加工をしたようにしかみえませんが、普通のシステムパネルで設営したブースにタペストリーをかけているだけです。

以下、あらためてタペストリーブースを作る際のポイントを改めて整理しておきましょう。

仕切りパネルと同サイズにする

展示会ブースは幅1m×高さ2700mmのシステムパネルで作られることが多いです。なのでこのパネルと同サイズのタペストリーを作っておくとまるで壁面加工されたようなブースをタペストリーをかけるだけで作ることができます。ポイントは気持ち小さめに作ることです。上の画像のタペストリーはw990×h2600。単純に壁面を覆う効果を出すなら3m幅で作ればいいじゃない、と思われるかもしれませんが、これより幅を大きくしてしまうと持ち運ぶ際にどうしても折らなくてはいけなくなり、折ジワがつくので注意が必要です。あと、幅3mのタペストリーはどうやっても真ん中がたわみます。

文字の間に切れ目が入っても視認性に問題なし

上の画像をよく見ていただくと「材」や「朽」の文字の間に、タペストリーの切れ目が入っていますよね?はじめてタペストリーを作る際は、文字の間に切れ目が入ることにすごく抵抗があると思いますが、まったく問題なく読めます。ここを納得すると壁面に連なったデザインを展開でき、壁面パネルを有効に使うことができるようになります。

下1mには情報を入れない

こちらのブースで使用しているタペストリーは下1mは黄色で塗りつぶし情報を載せていません。それは下1m分に情報を載せても見えないからです。下1mに文字や画像等の情報を載せても意味がありません。同じ色で塗りつぶすことでブースに統一感が生まれます。

ぜひ展示会ブースのタペストリーを作る際の参考にしてください。

まとめ

今朝の展活タイムズはあらためて展示会用タペストリーを作成する際のポイントをまとめてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数8,500人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。初の著書『展示会を活用して新規顧客を獲得する方法』好評発売中。