オンライン展示会対策講座3

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

台風が発生しているのですね。毎年この時期は飛行機が飛ぶか飛ばないかに気をもんでいたもんです。今年は当分飛行機に乗る予定もありません。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

今なら“オンライン展示会”という言葉が目に止まる!

今週はオンライン展示会対策講座シリーズを書いています。これまでに書いたものはこちら

>>オンライン展示会対策講座1
>>オンライン展示会対策講座2

日本のオンライン展示会が本格的に開催されるようになるのは今年の10月以降なので、正直、今の時点で「オンライン展示会ってお客さん来るの?」「費用対効果は出るの?」という質問にきっぱりとお応えするのは難しいです。だって前例がないのだから(笑)。

しかし数は少なく規模も小さいですが、今年の春からオンライン展示会は動き始めていました。例えば

>>オンラインmini展示会&ものづくり対談
>>MOBIOオンライン展示会

などです。

これらの小規模かつほぼほぼ自主開催のオンライン展示会に関わらせていただいて、その中で成果を出された企業さんを見ているとあることに気付きます。それは自力で集客している、ということです。

“オンライン展示会に出展します!”というコピーは今なら力があります。まだまだ様子見の人が多い中でいち早くオンライン展示会に出展するのだ、ということはそれだけで新しいことに果敢にチャレンジしているという印象を持たれます。またお客さんも今ならオンライン展示会というものを一度体験してみたいという好奇心があるので、アクセスいただける可能性が高いです。なので集客を主催社任せにせず、ぜひ自社でできることをやっていただきたいです。

ウェブからの集客

最低限、これまでの展示会で名刺交換した方のリストに案内メールを送る。この程度のことはやってください。数10件程度なら1件1件送ってもそれほど大した労力ではないと思います。MOBIOで効果があった事例では毎朝5件メールを送ると決めて、継続された方がいらっしゃいました。

リストが数100件になってくると1通ずつ送る、というのも無理が出てきます。それくらいリストがあるのであればぜひ普段からメルマガを出してください。メルマガのシステムを使うと展示会の案内も簡単にできます。ちなみに私は「アイ・メール」というシステムを使っています。月2,000円です。

あとは
・自社サイトに出展情報を載せる。
・お知らせブログ記事を書く。
・SNSで発信する。
・メールの署名欄に出展情報を載せる。

などできることはたくさんあるので、やれることからはじめてみましょう。

紙媒体での集客

オンライン展示会だからこそ紙媒体での案内も効果を発揮します。ニュースレターをやられているのであればそこに案内を載せる、または展示会用チラシを同封するなど。見込み客リストに展示会用チラシを送り、そのチラシから受注になるという事例も展活企業から続出しています。

繰り返しますが今ならオンライン展示会に出展します!という言葉には人の目を止める力があります。やることいっぱいで大変だとは思いますが、自社でできる集客をおろそかにしないでくださいね。

このシリーズは一旦、明日で完結予定です。

まとめ

今朝の展活タイムズはオンライン展示会対策講座3として集客の重要性について書いてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数8,500人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。初の著書『展示会を活用して新規顧客を獲得する方法』好評発売中。